16 票
著者 | エミリー・ディキンソン 著 / 松尾晋平 監修 / 武田雅子 鵜野ひろ子 共訳 |
---|---|
出版社 | 山口書店 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784841107654 |
登録日 | 2010/03/12 |
リクエストNo. | 49821 |
リクエスト内容
静かでストイックな佇まいの中に激しい情熱を秘め、生涯で1775篇もの詩を遺したといわれるエミリー・ディキンスン嬢。
世俗的な成功よりも、詩の純粋な完結の方を強く願った彼女の詩は、生前世に出たのがわずかに10篇だったというのが本当に信じられないくらい、今日ではアメリカを代表する詩人となっています。
30代半ばよりほとんど家の敷地から出ることなく、いつも白い服を着て過ごしていたなど、謎に包まれた神秘的なイメージが強いエミリー嬢ですが、生前は、詩人としてよりむしろ、ライ麦入りインディアンブレッドやジンジャーブレッドの名手として知られていたとのこと。
また、花や詩を添えて友人にお菓子を贈ったり、レシピを交換したりするのが好きで、レシピを記した紙の裏やその辺にある紙袋に詩を書き留めておくこともあったとのこと!
こちらは、神秘のベールに包まれていたエミリー嬢がとたんに身近に思えてくるようなそんな素敵なエピソードが盛りだくさんで、その上、エミリー嬢の詩やレシピも愉しめるお料理本…エミリー嬢の詩がお好きでお菓子作りやパン作りがお好きな方に、ぜひお楽しみいただきたい1册です。
(http://www.cookbooks.jp/sf-10/sf10-3.htmlより)
投票コメント
全16件
-
エミリ・ディキンスンは頑なに我が道を歩んだ孤高の詩人のイメージを持っていますが、そんな彼女の詩作とは別の料理という創造的な活動に興味を持ちました。当時のアメリカの一地域かも知れませんが家庭料理のレシピにも興味があります。読んでみたいと思います。 (2023/02/14)GOOD!1
-
図書館で見てとても気に入りました。詩が生まれてきた土壌が料理という形で身近に感じられます。本の通りに料理を再現するのは難しいようです。家の中や食材に住んでいる酵母が違うからでしょうか。そうした編集さんの苦労話も興味深いです。 (2013/12/22)GOOD!1
-
詩を楽しむ会をしています。エミリ・ディキンスンの詩を楽しんだ時にこの本を紹介していただきました。素敵な本なので、ますます、エミリーが好きになりました。でも、今、この本が手に入りません。何人もが希望しております。是非是非出版していただきたいです。よろしくお願いします。 (2010/07/31)GOOD!1
-
手元に置いておきたい本なので (2023/11/04)GOOD!0
-
古書店にも図書館にも置いてなくて入手しづらいため (2023/05/07)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
-
2023/02/13
『エミリ・ディキンスンのお料理手帖』が10票に到達しました。 -
2010/03/12
『エミリ・ディキンスンのお料理手帖』(監修:松尾晋平)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
dustfinger