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暗示の壁

暗示の壁

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著者 ふゆきたかし
出版社 文芸春秋
ジャンル 文芸書
ISBNコード 9784163120102
登録日 2009/09/13
リクエストNo. 47999
リクエスト内容
私立探偵の獅子井昌平の事務所に、見るからに上流階級と思われる美女が二人現れる。子供が誘拐されたのだと言う。子供を取り戻してくれたら莫大な報酬を払うと言われた昌平は疑問に思う。警察が動き始めているのに、何故、しがない私立探偵に事件を依頼するのだろうか。それも、莫大な報酬を約束してまで…。昌平は尋ねる。「何故、この俺に?」若い方の女が傲慢に答える。「理由が分からなければ仕事ができないのですか?」反発する昌平は一旦は仕事を断る気になるが、子供の母親である年嵩の方の女に哀願され、若い女の方も態度を改めるのを見て、仕事を引き受ける。しかし、何かが気になっている。二人の女はどんな繋がりなのだろうか。自分の子供のことではないのに、若い方の女が全てを仕切っているらしいのはなぜなのか。人の魂までも覗き込むような鋭い目を持っているその若い女は、どんな人生を送ってきたのだろうか。
子供を誘拐しておきながら犯人は何の要求もしてこない。そして、待たせるだけ待たせておいてから要求してきたのは、特別高価なルビーレッドのダイアモンドだった。現金ではなく、足のつきやすい宝石を、何故、要求してきたのだろうか。その高価な宝石は、誰もが予測さえしていなかった方法で奪い去られる。犯人の手口の鮮やかさに、昌平は、いや、担当の刑事さえもが、ロマンチックな気分さえ味わうのだった。

昌平はついに犯人へ繋がると思われる糸口を発見する。しかし、そのキーとなるはずの人物は、暗示の壁に閉じ込められていて、自分が持っているはずの記憶を蘇らせることができない。テーブルマジックと催眠誘導の名手として知られ、そして魔女的な美貌の持ち主であるマジシャンが、暗示の壁の奥に潜んでいる犯人と対決する。

投票コメント (全1件)

1990年第8回サントリーミステリー大賞佳作賞受賞作品。当時の文春の編集次長さんから大変評価された作品です。ハードボイルド調のミステリーですが、私立探偵の獅子井昌平がほんとにかっこいいです! 帯のコ...

2009/09/13

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2009/09/13
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