復刊リクエスト投票

• 暗示の壁

  【著者】ふゆきたかし

  1990年第8回サントリーミステリー大賞佳作賞受賞作品。当時の文春の編集次長さんから大変評価された作品です。ハードボイルド調のミステリーですが、私立探偵の獅子井昌平がほんとにかっこいいです！
  帯のコメントもご紹介させて頂きます。
  
  田辺聖子氏評　シリーズで読みたいと思わせるほど楽しかった。あと味よく、セリフも面白く、文章もよかった。ふゆきさん、もっと読ませてください。
  
  田中小実昌氏評　ユーモアがやさしく、いくらか古い感じというのがうれしい。古き良きハードボイルド調が。(2009/09/13)

• エピソード１＝イロル

  【著者】ふゆきたかし

  出版された1987年にサンケイ出版が現在の扶桑社と合併し、広く世に出る前に絶版となってしまった作品です。因果論的決定論や現在の再生医療など、今読んでも少しも古く感じない内容の上、登場人物たちがとにかく魅力的！主人公のハッカー少年・基夫や、運動神経抜群でかっこいい星野、高校生のくせにプロの高利貸しの後藤、そして未来少女のイロルなど、青春エンターテイメントとしても十分楽しめる作品です。(2009/08/16)

• 黄泉の湯

  【著者】ふゆきたかし

  学校図書館協会選定図書にもなった作品ですが、出版後１年足らずで佑学社が倒産してしまい、広く読まれる前に絶版となってしまった作品です。数は出ていないかもしれませんが、今でも置いている図書館が多いので、目にされた方もいらっしゃるのではと思います。子供向けとなっていますが、大人が読んでも十分恐くて深い内容です。(2009/08/16)