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形而上学

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著者 アリストテレス(著)、岩崎勉(訳)
出版社 講談社(講談社学術文庫)
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784061591165
登録日 2008/12/24
リクエストNo. 45001

リクエスト内容

【内容】

〈万学の祖〉といわれるギリシア古典哲学の最大の巨人アリストテレス。
本書は、彼の思想の根幹をなす『形而上学』を、
哲学者・岩崎勉がギリシア語原本から初めて日本語に翻訳したものである。
「存在するものとは何か」を追究して、アリストテレスは、〈質料〉〈形相〉など、
個体の本質と属性を表わす用語と概念をつくり、万学の基礎を築いた。
あらゆる学問の最高峰に位置づけられた古典中の古典が、いま甦る。 


【目次】

感覚と記憶、経験と技術ならびに学問。
智慧(哲学)―窮極原因および原理の学
智慧(哲学)の一般的規定。
最高の学―その本質と目標
原因の四意義。
初期哲学者がただ質料因のみを考えたこと。
それに次ぐ動力因の認識。
アナクサゴラスにおける目的因の使用
エムペドクレスにおける相対立する二つの動力因の想定。
レウキッポスおよびデモクリトスの学説
ピュタゴラス学派とエレア学派。
前者における形相因の漠然たる認識
プラトン哲学。
質料因と形相因との二原因のみの適用
四原因に対する諸学説の関係〔ほか〕


【著者】

・アリストテレス
前384年、ギリシアのスタゲイラ生まれ。
アテネのアカデメイアで20年間、師プラトンの教えを受ける。
前342年、マケドニアの王子アレクサンドロスの家庭教師に。
後にアテネのリュケイオンで学校を開き、万学の基礎を築く。
主著は『トピカ』『天体論』『動物誌』『政治学』
『ニコマコス倫理学』など。前322年没。

・岩崎勉
1900年和歌山県生まれ。
早大哲学科卒。早大教授。
新カント派を研究、ハイデガー、ヤスパースも紹介する。
アリストテレスについて独自の研究を残す。
主著は『ギリシアの厭世観』『哲学序説』『倫理学要論』など。
1975年没。

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投票コメント

全5件

  • ギリシア語原典からの翻訳ということなので。 (2011/07/10)
    GOOD!2
  • 岩波文庫の訳者とは違う訳者の翻訳で読んでみたい。 (2023/10/04)
    GOOD!1
  • 欲しいよお。岩崎訳を読んでみたい。 (2020/05/22)
    GOOD!1
  • 運良く手に入れることができました。
    とても読みやすく多くの方に読んでいただきたいです。 (2020/05/23)
    GOOD!0
  • ほしいほしいほしいほしい! (2008/12/24)
    GOOD!0

読後レビュー

全1件

  • 西洋哲学の礎

    万学の祖アリストテレスの主著は何といっても『形而上学』でありましょう。彼は自らの哲学のスタート(第一の学)を本作と定めました。
    さて現在遺っている『形而上学』はおそらくノートやメモの類いで、同じような話題がくり返されていたり構成も行きつ戻りつ安定しません。しかしその分、彼の思考を十二分に反映しているといえるでしょう。
    岩崎訳は解説の小山氏が「簡潔正確」と評するように雑駁な部分がかなり整理されており読みやすい翻訳になっています。言葉遣いが古い、そもそも絶版で手に入りづらいことを除けばファーストチョイスに上げてもいいかもしれません。
    アリストテレスが生きたのはおよそ2400年前ですが、現在でもハイデッガーの『存在と時間』など西洋哲学に影響を与えています。西洋思想に関心のある方は一度手に取って下さい。 (2023/07/06)

    GOOD!1
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NEWS

  • 2008/12/24
    『形而上学』(アリストテレス(著)、岩崎勉(訳))の復刊リクエスト受付を開始しました。

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