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著者 | 環境と開発に関する世界委員会 監修 大来佐武郎 |
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出版社 | 福武書店(ベネッセ) |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784828811673 |
登録日 | 2008/06/11 |
リクエストNo. | 42405 |
リクエスト内容
国連の「ブルントラント委員会(環境と開発に関する世界委員会)」の報告書。
京都議定書からポスト京都議定書へ向かう道程の基点にあるのがこの報告書です。
この報告書によって「持続可能な発展」という価値観が確立されたと言えます。
欧州では、1990年前後からこの価値観を政府のガバナンスに組み込む試みが繰り返され、20世紀の最後の10年で、どの政党が政権をとっても変わらない、前へ進めていくべき 共通の政策基盤 が確立しています。
この委員会を提唱したのは我が国。大来佐武郎氏が委員長ブルントラントを支えて活躍されましたが、さて、その後の我が国は、どこを彷徨っているのでしょう。
この時期を、バブルの饗宴と「失われた10年」でやり過ごした私たちと国際社会の落差は、大変、大きいといわざるを得ません。
小手先の対応では、すぐ、付け焼き刃が剥がれます。
改めて、原点に立ち戻り、私たちのあり方を見直すべきでしょう。
投票コメント
全3件
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京都議定書からポスト京都議定書へ向かう道程の基点にあるのがこの報告書です。GOOD!1
この報告書によって「持続可能な発展」という価値観が確立されたと言えます。
欧州では、1990年前後からこの価値観を政府のガバナンスに組み込む試みが繰り返され、20世紀の最後の10年で、どの政党が政権をとっても変わらない、前へ進めていくべき 共通の政策基盤 が確立しています。
この委員会を提唱したのは我が国。大来佐武郎氏が委員長ブルントラントを支えて活躍されましたが、さて、その後の我が国は、どこを彷徨っているのでしょう。
この時期を、バブルの饗宴と「失われた10年」でやり過ごした私たちと国際社会の落差は、大変、大きいといわざるを得ません。
小手先の対応では、すぐ、付け焼き刃が剥がれます。
改めて、原点に立ち戻り、私たちのあり方を見直すべきでしょう。 (2008/06/11) -
サステナビリティの語源となるブルントラント委員会報告の和訳。SDGが社会全体に行き渡っている現在にこそ、重要性がある (2024/10/18)GOOD!0
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「持続可能な開発」の原点 (2008/06/25)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2008/06/11
『地球の未来を守るために』(環境と開発に関する世界委員会 監修 大来佐武郎)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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鼎