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著者 | 黒田鉄山 |
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出版社 | 壮神社 |
ジャンル | 実用書 |
登録日 | 2006/11/29 |
リクエストNo. | 36953 |
リクエスト内容
江戸時代の本当の武術を今に伝える振武舘。
その振武舘の民彌流居合術(民弥流居合術)について余すところなく述べた名著。
江戸時代には普通であった廻剣素振りから型の奥義まで。
この本は民弥流居合術を礼式から無足の方、さらには各型の身体の動かし方や注意事項などが満載されている素晴らしい書物です。
形骸化していない真の意味での居合術を基礎から学ぼうという者にとってはその基礎から応用まで網羅した居合術を学ぶ者の為には必読の一冊です。
投票コメント
全21件
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年をとっても出来る居合をする人は多い。ただ、その殆ど全てが、形だけの演舞になってしまっている。武道家が嫌うスポーツチャンバラ暦1年以上の中学生に、アルミパイプを持たせて、60過ぎの居合しかしてない人の木剣と立ち合わせたらかなり高い確率で中学生が勝利すると思われる。武術の理合い・黙示がわからず、ただカタチだけやっていても実践力は向上しない。精神性や様式美も否定しないが、武術である以上、非日常的に動けなければ意味がない。黒田氏の主張、研究内容は非常に貴重で重要な事で、武術を志す者が絶対に忘れてはならないことである。強者、若者の日常筋力を圧倒的に凌駕する術理が型の中に隠されてなくて何の武術か。そのことに気づかず剣士気取りの目だけぎらつかせたおっちゃん連のなんと多い事か。能や狂言、神楽でもやったほうが芸としてはもっと精密な道が続いている気がする。古の達人が実践力を養うために、子孫、弟子達へ反復再現性を持たせるために編み出した型にして伝えるという日本文化。その密意に気づかず、やった気になっている人、出来たつもりの人が殆どで悲しすぎる。学校の体育教育の教科書にしてもいいくらい。 (2010/11/14)GOOD!1
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私は或る方から民弥流居合術を少々変化させた居合術を習っています。GOOD!1
その方も黒田鉄山先生の武術は素晴らしいと賞賛しています。
私はその方から居合術の手ほどきをして頂いておりますが、黒田鉄山先生の【居合術精義】をある図書館で偶然借りる事が出来て、こんなに素晴らしい本が何故絶版になったのだろうかと本当に残念で仕方ありません。
何卒復刊の方向で検討して頂きたく存じます。 (2009/07/23) -
尊敬する黒田先生の本のため、所有し一読させていただきたい。 (2019/09/19)GOOD!0
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非常に興味があるから (2016/08/14)GOOD!0
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興味あります (2012/01/19)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2006/11/29
『居合術精義』(黒田鉄山)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
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なべちゃん