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著者 | 由水常雄 |
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出版社 | 平凡社 |
ジャンル | 実用書 |
ISBNコード | 9784582811148 |
登録日 | 2006/08/12 |
リクエストNo. | 34988 |
リクエスト内容
鎌倉時代以降は空白状態であった日本のガラス産業は、江戸期に入ると、中国・南蛮・紅毛人の影響で、異国情緒あふれるガラス器が作られるようになった。長崎に始まり、薩摩・大坂・江戸へと波及したこの透明な器は、人々に“びいどろ”“ギヤマン”ともてはやされた。明治になると、近代工場で素朴なガラス器が大量生産されるようになる。
外国渡来のガラスをもとに、各地で独自に開発された技法をもって生み出された「びいどろ」「ギヤマン」と呼ばれる、江戸から明治期にかけてのガラス工芸品について解説。外国のガラス工芸品の受容史を辿る優れた論考で、吹きガラスや切子などの貴重な工芸品を美しいカラーで紹介している。写真は牛尾喜道・原弘文氏が担当。ガラス研究家、由水常雄氏のガラス工芸史シリーズ第3弾。平凡社カラー新書114として1979年出版。144頁、定価は550円。
登録者の評価★★★★★★★★★★
【目次】
◇カラー版8頁:びいどろ・ギヤマン
■近代ガラス・ノート
◇カラー版40頁:江戸時代のガラス
長崎ガラス 江戸切子 薩摩切子 型吹きガラス びいどろ細工
■江戸ガラス前史
■江戸時代のガラス
江戸初期のガラス 長崎ガラス 大坂のガラス 江戸ガラス 薩摩切子 その他諸藩のガラス窯
◇カラー版16頁:明治・大正のガラス
■明治・大正のガラス
投票コメント
全1件
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由水氏のガラス研究書はぜひ全点復刊希望します。復刊の際は写真製版を向上させて欲しい。 (2006/08/12)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2006/08/12
『江戸・明治のガラス』(由水常雄)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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箱崎 津郎