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著者 | サム・マーウィン・ジュニア |
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出版社 | 早川書房 |
ジャンル | 文芸書 |
登録日 | 2006/07/11 |
リクエストNo. | 34542 |
リクエスト内容
題名どおりの次元SFです。原題はThe House of Many Worlds(1951年)であり、おそらく著者の代表作です。かつて早川書房から、ハヤカワ・SF・シリーズ3149番として訳出されました(1967年?)。しかし文庫化はなされませんでした。
荒筋: 舞台はアメリカ。新聞記者二人組(カメラマンのマックと女流詩人のエルスペス)が、多元宇宙を監視する謎の機関にスカウトされて、破滅の危機に瀕した2つの平行世界を救うべく諜報活動をする。第一の世界はロケット推進列車が行き交う、ハイテクとローテクの混在した奇妙な世界であり・・・
岩崎書店から3度、児童むけ抄訳版が出ています(訳者はいずれも中上守)。
『SF世界の名作』から「時間かんし員」の題で(69年)
『SFこども図書館』から「次元パトロール」の題で(77年)
『冒険ファンタジー名作選』からも「次元パトロール」の題で(03年)
投票コメント
全6件
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小学生の時に図書館で時間かんし員を読みました。数十年たった今でも断片的なシーンをいくつも覚えています。その後単行本を購入する機会があったのですが、迷ったすえに見送ってしまいました。今でも後悔しています。最近ではネットの検索でもなかなか巡り会えず、諦めかけたところでした。もし復刻されるのでしたら、今度こそ手に入れたいと願っています。 (2015/08/23)GOOD!1
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小学生の頃、岩崎書店から発刊されていた「次元パトロール」が好きで何度も読んでいました。大人になってまた読んでみたいと思い、検索していたらここにたどり着きました。もう30年近く前の記憶になりますが、エンディングは悲しかったけれど内容は面白かったので大好きな作品でした。是非復刊を望みます。 (2006/12/17)GOOD!1
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小学末期のころ抄訳版を、その後こちらの完訳版を読みました。なぜか、無性に(敢えて言うなら独特の香りが)気に入っています。GOOD!1
昔はあったはずなのに現在はどこの図書館にも(国立国会図書館にすら)無く、もちろん古本屋にも出回っていません。抄訳版なら手に入りますが、あれはあまりにも低年齢向けに縮められていますし・・・もう一度、完訳で読みたいのです。 (2006/07/11) -
小学生のころ好きだった。GOOD!0
もう一度読みたい。 (2007/08/30) -
若いときに読み損ねたから (2006/10/10)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2006/07/11
『多元宇宙の家』(サム・マーウィン・ジュニア)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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