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著者 | 上原和 |
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出版社 | 平凡社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784582811155 9784582830453 |
登録日 | 2006/06/10 |
リクエストNo. | 34207 |
リクエスト内容
ひとびとは、何のために法隆寺へやってくるのだろう…。聖徳太子ゆかりの斑鳩の地に建つ法隆寺から、中宮寺、法輪寺、法起寺、そして平城西の京の薬師寺、唐招提寺へ。亀井勝一郎賞受賞「斑鳩の白い道のうえに」の著者が、斑鳩の、そして西の京の寺々に托して語る精神の軌跡は、古寺巡歴が、常に自己の存在を問う行為であったことを示す。
写真家、土門拳の劇的なカメラ・アイと有名作家たちのテキストで贈る古寺巡歴シリーズの掉尾を飾る第5巻。土門氏の「古寺巡礼」から選り抜かれた写真と、美術史家の上原和氏の文章で構成されている。平凡社カラー新書115として1979年出版。144頁、価格は550円。
登録者の評価★★★★★★★★★★
【目次】
◇カラー版40頁:法隆寺 中宮寺 法起寺
■イカルガの囀る里-斑鳩という地名 大和川の流れのほとりに-斑鳩への遷宮 新しき神の誕生-法隆寺の創建 エンタシスの円き柱のかげに-法隆寺の謎 蒼穹のふかみに-法隆寺の再建 いかるがの女びと-中宮寺・法輪寺・法起寺の仏たち
◇カラー版24頁:薬師寺 唐招提寺
■天女奏楽-薬師寺 波涛万里-唐招提寺 北京・西安で-聖徳太子から鑑真へ 敦煌の旅から-法隆寺芸術の源流 ひとびとは何のために-おわりに
投票コメント
全1件
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写真は勿論ですが、上原氏の太子論も読み応えがあり、得難い一冊。写真製版は現状のままでも特に問題なし。 (2006/06/10)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2006/06/10
『古寺巡歴(5)斑鳩・西の京』(上原和)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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箱崎 津郎