13 票
著者 | 鼓直 編 |
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出版社 | 河出書房新社 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784309460802 9784309464527 |
登録日 | 2005/07/07 |
リクエストNo. | 29694 |
リクエスト内容
ボルヘス、コルターサルを始め、アンデルソン=インベル、ムヒカ=ライネスなど本邦初訳10編を含む15作品が描き出す、ラテンアメリカの不思議な怪。「魔法の書」や「断頭遊戯」など未体験ゾーンをあなたに!
【収録作品】
「火の雨」 レオポルド・ルゴネス
「彼方で」 オラシオ・キローガ
「円環の廃墟」 ホルヘ・ルイス・ボルヘス
「リダ・サルの鏡」 ミゲル・アンヘル・アストゥリアス
「ポルフィリア・ベルナルの日記」 シルビナ・オカンポ
「吸血鬼」 マヌエル・ムヒカ=ライネス
「魔法の書」 エンリケ・アンデルソン=インベル
「断頭遊戯」 ホセ・レサマ=リマ
「奪われた屋敷」 フリオ・コルタサル
「波と暮らして」 オクタビオ・パス
「大空の陰謀」 アドルフォ・ビオイ=カサレス
「ミスター・テイラー」 アウグスト・モンテローソ
「騎兵大佐」 エクトル・アドルフォ・ムレーナ
「トラクトカツィネ」 カルロス・フエンテス
「ジャカランダ」 フリオ・ラモン・リベイロ
※河出文庫の世界怪談集シリーズの一冊。
http://www.kawade.co.jp/np/search?ser_id=39022
投票コメント
全13件
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ラテンアメリカ文学の素晴らしさは予測不可能な物語の進み方と人間が創造しうる躍動力のしなやかさにあるように思われる。文庫というどこにでも持ち歩け、想像の世界を旅すること。哀しいくらいに美しく、切ないくらいに面白い。ラテンアメリカ文学の火を消さないように願いたい。 (2010/05/17)GOOD!1
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“ 怪談 ”と銘打ってはいるが、“ 幻想小説 ”と言ってもいいアンソロジー。GOOD!1
ビオイ=カサレスの「 大空の陰謀 」はあちこちで言及される佳作だが、収録されているのはどうやらこの本だけのようです。ムヒカ=ライネスの「 吸血鬼 」は 『 王室年代記 』 の一篇。(他のアンソロジーに同シリーズの作品「 航海者たち 」も訳されており、是非全体を読んでみたい)
ボルヘス、パス、アンデルソン=インベルの作品は他でも読めるけれど、この1冊のなかで読むとまるで違う相貌を帯びてくるから不思議だ。 (2005/07/27) -
怪談好きなので (2013/06/29)GOOD!0
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秀悦な短編がつまった傑作。この本がラテンアメリカ文学にはまるきっかけとなったので、繰り返し読みたいから。 (2013/01/19)GOOD!0
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評価が高い割に手に入らないラテンアメリカ文学の文庫をぜひ読みたい。 (2011/10/09)GOOD!0
読後レビュー
タイトル | 価格 | サイト |
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ラテンアメリカ怪談集 | 1,100円 | アマゾン |
NEWS
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2025/02/10
『ラテンアメリカ怪談集』(鼓直 編 / J・L・ボルヘス 他 著)の注文を開始しました。 -
2005/07/07
『ラテンアメリカ怪談集』(鼓直・編)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
ジュゴン