12 票
著者 | C.W.ニコル |
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出版社 | 文藝春秋 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784163095400 9784167220037 |
登録日 | 2004/05/17 |
リクエストNo. | 24158 |
リクエスト内容
紀州・太地は鯨取りの村である。将来の筆頭刃刺と目されながら較に片腕を奪われた失意の青年・甚助に、ある日ひとりの武士が声をかけた―。構想8年、若者の夢と野望を軸に西洋との出会いに揺れる幕末日本を描く傑作!世界8ヶ国同時刊行!(帯より)
投票コメント
全12件
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日本をこよなく愛してくれたC.W.ニコル氏のことを、恥ずかしながら最近になって知りました。ニコルさんの代表作である本書は評価が高いのにも関わらず絶版となっております。Amazonなどで古本を探してみても、現在のところ定価よりも大幅に値上がりしており、とても買えません。是非読んでみたいし、手元に置いておきたい。復刊を望みます。 (2021/01/03)GOOD!2
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2020年4月3日に亡くなったC.W.ニコル氏の名作です。GOOD!2
大河ドラマにしたらどれだけ面白いだろうと思われる幕末の捕鯨文化を軸にした歴史スペクタクル。坂本龍馬、勝海舟など人気のある歴史上の人物も登場します。全編を通して外国人であるニコル氏の日本文化へのリスペクトが感じられます。こんなに面白い小説が絶版でネットで高値になっているなんて信じられません。ぜひ復刊をお願いします。今なら本屋大賞間違いないです。 (2020/04/21) -
勇魚から始まる4部作全て読みました。GOOD!2
先日、念願かなってちょっとだけ和歌山県の太地に行ってきました。
くじらの博物館で、勢子舟の展示も見てきました。
以前から、大河ドラマにしてもらいたいと思っています。
是非、復刊して多くの人に読んでもらいたいと思います。 (2008/08/28) -
日本をよく識るだけでなく、日本の自然をこよなく愛する外国人・二コル氏のこの作品は、日本の食文化としての捕鯨文化を外国人により鮮やかに描き出された秀作として、日本人として永く継いで行くべき作品と信じます。 (2006/02/10)GOOD!2
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こと捕鯨問題に関しては日本は世界の中で孤立している。国内であってさえもクジラGOOD!2
なんて食べないんだから,,,という意見を多く聞く。私はこの本を読んで、日本の
伝統的捕鯨がいかに「真摯」な姿勢をもって行われていたか感じ取る事が出来,深い
感銘を受けました。日本人に取って「クジラ」とは特別な何かであって,食べる,食
べないで論じるべきものではないと思います。このほんの復刊がより多くの人に日本
の伝統文化の持つ奥行きを考えるきっかけになればと思います。 (2005/10/29)
読後レビュー
NEWS
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2020/04/21
『勇魚 (上下二巻)』が10票に到達しました。 -
2004/05/17
『勇魚 (上下二巻)』(C.W.ニコル)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
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