27 票
著者 | 市田良彦 他 |
---|---|
出版社 | 新曜社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784788503496 |
登録日 | 2004/03/25 |
リクエストNo. | 23281 |
リクエスト内容
新曜社のワードマップシリーズのひとつである。1989年刊。1個1個が良く切れる、戦争小論集である。
投票コメント
全27件
-
市田良彦・丹生谷貴志という主筆二名の重厚な論考と、田崎英明・澤野雅樹という若手の堅実な解説が絡みあった良書。とりわけ、丹生谷氏の独特な切り口は読者を引き込む。巻末の文献リストも充実している。新曜社のワードマップシリーズのなかでも充実した一冊なので、是非復刊してほしい。 (2004/12/25)GOOD!1
-
「戦争だって?そんなものは、とっくに始まっているさ。問題なのはいかにケリをつけるか、それだけだ」GOOD!1
「この街では誰もが神様みたいなもんさ。居ながらにしてその目で見、その手で触れることの出来ぬあらゆる現実を知る…」
「戦争はいつだって非現実的なもんさ。戦争が現実的であったことなど、ただの一度も有りはしない」
といった、押井守監督の傑作アニメ『機動警察パトレイバー The Movie 2』の数々の名台詞、さらには、黄色い飛行船に書かれていた“Ultima Ratio”の文字も、実は、この本からの触発、或いは引用(孫引きも有り)。 また、この本、電脳を舞台とした戦争についても語っており、押井さん最大のヒット作(?)『攻殻機動隊』へもつながる内容を持ってます。何度か押井氏と対談している上野俊哉氏も、執筆者の一人。
クラウゼヴィッツ、ハイデガー、シュミット、カイヨワ等々の理論家たちを召還しつつ、戦争を、科学技術、政治、戦術、さらには戦争の形而上学…あらゆる角度から分析。今読んでも全く古くない、否、まさに今こそ読まれるべき、戦争論の必読書。押井ファンも必読。 (2004/07/06) -
パトレイバー2を作るに当たって参考にしたと言われてる書籍であり、作り手を目指す者として読みたい。 (2021/02/18)GOOD!0
-
パト2の元ネタのひとつとのことで、非常に興味があります。今この時代だからこそ必要な一冊とも聞きますので、是非とも復刊して頂きたい所存です。よろしくお願いします。 (2018/01/06)GOOD!0
-
パト2のネタ本読んでみたい。 (2017/01/03)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
-
2004/03/25
『ワードマップ 戦争』(市田良彦 他)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
倫葉