女の家

女の家

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得票数 8
著者 日影丈吉
出版社 東都書房
ジャンル 文芸書
ISBNコード 9784122069374 9784195681862
登録日 2000/11/08
リクエストNo. 2208
リクエスト内容
ミステリ作家、日影丈吉の最高傑作。実に味わいぶかい長編。

あらすじ
銀座に都電がまだ走っていた頃の話である。正月明けの十七日、銀座裏の妾宅で女主の折竹雪枝が死んでいるのが発見された。最初はガス自殺と思われたが、銀座署の小柴刑事が調べてみると、不審な事件が立て続けに起きていたことが判る。折竹家の住人は主の雪枝に、十一歳の息子・幸嗣に、三人の女中、幸嗣の家庭教師の祖生、そして時々訪れる雪枝の旦那の保倉。この人たちの中に雪枝の死を望んだ人間がいるというのか。
小柴の調査書に続き、女中の中の最年長の乃婦が、女主人の死の背景を語る。雪枝は一年前から若い祖生と関係が出来ていて、そのことが保倉に知れて、一度は祖生が出入り禁止になっていたのだ。しかし、人見知りで晩生の幸嗣の成績が落ち込んでしまったため、もう間違いを起こさないという確約の下に、祖生を呼び戻していたのだ。保倉は祖生に願ってもない縁談を持ち込み、雪枝との仲を復活させないよう留意していた。
だがどうやら雪枝と祖生の関係は復活していたらしい。そして、雪枝は自殺未遂とも思える奇禍に二度も遭っていた。
そして死の夜の事情がだんだん明らかになっていく。実はその晩、近所でガス工事があり、一時的にガスが止められることになっていた。雪枝の部屋のガスストーブの火が消え、雪枝が中毒死することを知っていた者がいた……。

投票コメント (全8件)

この小説ほど、日影丈吉の長編の中で切ない孤独を感じさせる小説はありません。死の甘美さ、しかし、その甘美さは、「気づかないうちに死んでしまう」という死の中にあって、その死を死ぬ主人公にわれわれがせめても...

2001/03/05

この長編は日本ミステリの到達点を示す、名作です。純文学をも凌駕する陰影深い心理描写は、他に類を見ません。地味な作家なので忘れられがちですが、決して現代の作品にもひけをとらぬ傑作だと思います。ぜひ多くの...

2000/11/08

『女の家』は、日影丈吉の作品のなかでも比較的メジャーなものだと思っていたので、復刊されていないことに意外な感じもした。 復刊を望みます。

2002/01/30

日影丈吉の初体験でした

2001/10/07

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女の家 990円 アマゾン

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2025/08/25
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2005/09/30
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2000/11/08
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