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エジプトマムルーク王朝

エジプトマムルーク王朝

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得票数 19

著者 大原与一郎
出版社 近藤出版社
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784772503716
登録日 2003/11/03
リクエストNo. 20534

リクエスト内容

専らアラビア語文献を史料としてエジプトマムルーク王朝のスルタンたちの活躍を当時の中東情勢を絡めて語ります。それだけでもすごいのですが、マムルーク朝滅亡後のオスマン帝国治下でのマムルークの活躍、ナポレオン戦争でマムルークが姿を消すまで記している本で、日本語文献としては類書がありません。『マムルーク』や『アラブから見た十字軍』とあわせて読めば中近東やエジプトの中世史像が浮かびあがってくるでしょう。

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投票コメント

全19件

  • 日本は中東の歴史にかんする書籍が少ないと感じています。こうした書籍が増えれば多くの人が中東について知ることができ、関心を深める事ができると考えます。
    中でもエジプトマムルーク朝は壮麗な建築物や、奴隷が王座に付くという特殊な体制、十字軍とモンゴル両方を下した軍事力など魅力の多い王朝ですので、マムルーク朝について知れば興味を持つ人は必ずいると思います。
    本書の復刊を何卒お願いいたします。 (2023/10/16)
    GOOD!1
  • エジプト史と言えば先ずメジャーなのはピラミッド時代だが、その後もプトレマイオス朝やイスラム時代のアイユーブ朝の様に一時代を築いた時期もあったが、全てピラミッド時代と比べてマイナーな存在にされているのは残念だ。元来トルコ系奴隷であったマムルークが中東の要に当るエジプトに王朝を立てる下剋上技をやってのけ、モンゴルも撃退、後の大勢力となるオスマン帝国建国にも陰日向と影響を及ぼす存在となるマムルーク朝の国となりを是非読んでみたい。講談社学術当りで出してくれればいいのに。 (2012/12/24)
    GOOD!1
  • 私は大学でイスラーム史を学ぼうと志す者です。地域も広く時代の幅の大きいイスラーム史の中で「マムルーク朝」が占める位置はその政治制度土地制度の完成度、白人奴隷が統治者となる特殊性、バグダードからイスラーム世界の中心が移行したカイロを首都にしていたことなどとあいまって重要であり、その時代について一貫した詳細な日本語の記述があるのは見渡すところこの一冊だけです。どうか復刊をお願いします。 (2004/11/07)
    GOOD!1
  • エジプト=マムルーク朝の通史ですが、記述がとにかく詳しくて、歴代スルタンをめぐる人間関係まで簡単に触れていて小説を書きたくなってしまうくらいなので、決して難解な本ではありません。イスラム史上初めての女性スルタンシャジャル=アッドッルの生涯、だれか小説にしてくれませんか?って感じです。 (2004/04/24)
    GOOD!1
  • 学生のころ、マムルーク朝に興味があったものの、マムルーク朝を扱う文献は非常に少なく、あっても概略をしめすものが多かった。たまたま学校で見つけたこの本は、他の文献では年表や系譜の中にしか登場しないスルタン達の即位や治世のあらましがかかれているマムルーク朝の通史という性格を持った稀有なものであった。おそらく現在もマムルーク朝の通史を示す文献はこれをおいてないと思う。マムルーク朝に興味を持つ人にとっては必携の一冊ではないかと思う。 (2003/11/04)
    GOOD!1

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読後レビュー

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NEWS

  • 2003/11/03
    『エジプトマムルーク王朝』(大原与一郎)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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