15 票
著者 | ジャック・タチ |
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出版社 | 三笠書房 |
ジャンル | 文芸書 |
登録日 | 2003/09/03 |
リクエストNo. | 19086 |
リクエスト内容
よれよれの背広にレインコート、パイプに雨傘、それに帽子、不思議なチャームをもっていたユロ伯父さん。
その当時八歳だったぼくには、ほんとうのところ、伯父さんがどんな人かよくわからなかった。今でも、とても不思議な人に思える。あるときは、仲良しの友だちだったが、急にまたつかみどころのない人になり、どっか遠くの人のような気がするのだ。
ぼくの幼年時代に、決定的なともいえるほど、ぼくを強く支配し、ぼくを暖ったかく抱擁してくれた、あのユロ伯父さんのことを語りたいと思う。
児童向き書籍ではないとおもいます。八歳の少年の眼を通してユロ伯父さんを描いているのは文明批評をしている作者のジャック・タチであるからです。
三笠書房。昭和33年出版。
投票コメント
全15件
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以前、テレビで、同名タイトルの映画をみた覚えがあります。GOOD!1
随分前の事ですが、その映画の、同名の軽妙なテーマ曲もヒット
したのも覚えています。 映画の方では「おじさん」は、ちょっ
といたずらっぽく描かれていますが、本の方では、どのように描
かれているのか気になります。 (2006/07/07) -
小学校6年の時の思い出の映画。その後、三笠書房から出版されている本を学校(中学校)の図書館で知り何度も読んだ。その時買っておけばよかったと後悔している。このころの三笠書房の若草文庫(この名も後で知った)には当時の青春映画がたくさんあった。「朝な夕な」「緑の館」・・・。 (2006/07/06)GOOD!1
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確か、赤いゴムホースを、造っている工場へ、この伯父さんがGOOD!1
行ってキカイを操作すると、ゴムホースが、ウインナーソーセー
ジのようになって出てきて、工場の人をあわてさせる、映画の
方の場面を、覚えています。 でも、原作の本が、有るのは
知りませんでした。 古い人たちには、この映画のコミカル
なテーマ曲が良く知られています。 (2003/09/03) -
「ぼくの伯父さんの休暇」と、その関連本は復刊リクエストとして、すでに登録されています。GOOD!1
「ぼくの伯父さん」は1958年(昭和33年)に、映画として発表され、同時に書籍として出版されました。
当時中学生だった私は映画も見ましたし、ピエール・エタのすばらしい挿絵のある、この本を読みました。 (2003/09/03) -
中古本が高額過ぎて手が届かないから (2022/02/03)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2003/09/03
『ぼくの伯父さん』(ジャック・タチ)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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ネミサマ