| 著者 | 工藤 元男 |
|---|---|
| 出版社 | 光文社 |
| ジャンル | 専門書 |
| ISBNコード | 9784334708337 |
| 登録日 | 2003/07/24 |
| リクエストNo. | 18202 |
光文社文庫の「グラフィティ・歴史謎事典」シリーズの一環として発行された本書は、題名こそ怪しげですが(笑)、中身は至って真面目、というか一般向けの形式を取りながらも専門的な内容をわかりやすく解説しています。二部構成で第一部は「秦の中国統一と南方社会」という一文で、第二部は「中国古代文明謎事典」と題し、伝説の夏王朝から秦漢帝国まで時代ごとに様々なテーマについて触れます。テーマは以下の通り:夏・殷・周編「禹の伝説と夏王朝」「殷の甲骨文字と周の甲骨文字」「伯夷・叔斉はワラビを食べた?」、春秋・戦国編「巨万の富を二度も散じた男。なぜ?」「二八宿占いと青竜・白虎の起源」「民間占いのはじまり」「わかりはじめた旅行のようす」、秦・漢編「上林苑にいた貘は悪夢を食べたか?」「犯人まで分かる!ドロボー占い」「秦代の奴隷売買」「期待される官吏像」「ピアスをめぐる法律論議」「兵馬俑のうら話」「鴻門の会と席次」「南越王国と金印の謎」、更に探求編として「秦簡はなぜ副葬されたか?」がついています。
そしてこれらの話題について、近年中国各地で発見されたいわゆる出土文字資料などを元に、著者自身の研究成果をやさしく解説しているのです。豊富なカラー写真も理解を助けてくれるでしょう。
なお、著者の工藤元男氏は当時早稲田大学講師でしたが(奥付による)、現在は同大学教授です。著書に『睡虎地秦簡よりみた秦代の国家と社会』があり、本書の内容をより詳しく知りたい方にはお勧めです。また、同大長江流域文化研究所所長として現地調査もたびたび行っており、21世紀COEプログラム「アジア地域文化エンハンシング研究センター」など第一線で活躍されている先生です。
そしてこれらの話題について、近年中国各地で発見されたいわゆる出土文字資料などを元に、著者自身の研究成果をやさしく解説しているのです。豊富なカラー写真も理解を助けてくれるでしょう。
なお、著者の工藤元男氏は当時早稲田大学講師でしたが(奥付による)、現在は同大学教授です。著書に『睡虎地秦簡よりみた秦代の国家と社会』があり、本書の内容をより詳しく知りたい方にはお勧めです。また、同大長江流域文化研究所所長として現地調査もたびたび行っており、21世紀COEプログラム「アジア地域文化エンハンシング研究センター」など第一線で活躍されている先生です。
投票コメント (全25件)
2003/10/20
2003/10/20
2015/03/25
2015/03/25
2011/02/06
2011/02/06
2005/11/23
2005/11/23
2004/09/12
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