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著者 | 黒田泰治 |
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出版社 | 合資会社 三益社 |
ジャンル | 実用書 |
登録日 | 2003/03/15 |
リクエストNo. | 15250 |
リクエスト内容
近年における武術の達人が出版した唯一の書である。
振武舘
駒川改心流剣術
民弥流居合術
椿木小天狗流棒術
四心多久間四代見日流柔術
誠玉小栗流殺活術
黒田泰治 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E7%94%B0%E6%B3%B0%E6%B2%BB
黒田 泰治(くろだやすじ、1897年(明治30年) - 1976年(昭和51年)12月10日)は武術家。号は鉄心斎。
黒田家に代々伝わってきた武術である民弥流居合術、駒川改心流剣術、四心多久間流柔術、椿木小天狗流棒術、誠玉小栗流殺活術を引き継ぐ振武舘の道場主。
父は黒田正邦。振武館の技は泰治の子の黒田繁樹、そして孫の黒田鉄山へと継承された。
昭和を代表する剣道家・剣術家で「昭和の剣聖」と謳われた中山博道は黒田泰治の技に惚れ込み、何度も振武舘を訪ねている。古武術の高度な理合を昭和の時代に体現することのできた達人であったと評される。
投票コメント
全72件
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この本に書かれている内容は、かなり詳細なものであり、『剣術』という技術を後世に伝える役割を持っている重要な資料です。GOOD!4
『古流・古武道』の世界は、多くの技法と哲学が戦中戦後の混乱によって、失伝、断絶しました。
その歴史の中で、著者と流派が代々伝えてきた伝統技法を惜しげもなく公開してくださったことで、数多の流派が存続発展し、日本古来の動作を研究する分野が生まれ、その研究成果によって多くの分野(医学、スポーツ、工学など)に絶大な影響を与えることになりました。
世界各国の日本武道ブームの勃興と発展にも寄与しています。
以上の事から、この著者と流派は、今現在においても、計り知れない価値を秘めており、秘蔵され高額取引されるようなイロモノでは全くありません。
写真とその解説によって詳細に語られたこの文献は、多くの分野を唸らせ、研究者の好奇心を刺激してやまないです。
あらゆる分野の発展のために復刊をよろしくお願いいたします。 (2022/01/11) -
家伝武術五流の宗家にして、凡人の域を遥かに超越した名実ともに真の体現者であらせられる黒田泰治先生自らが書き残した著者であり、戦前からの全く形骸化していない本来の姿のままを継承した、学術的にも武術を嗜む物にとっても途方もない価値があるため。GOOD!2
また現在、巷に出回った中古物は、希少価値が高くなったため、とてもではないが手が出せない値段がついているため。
本当に必要な人の手に渡り、後世に残すためにも心からの復刊を願って止まない。 (2022/02/05) -
著者の黒田泰治先生は知る人ぞ知る剣豪(封建時代の剣客にも勝る)方でした。絶版は大変残念。日本の遺産とも言うべき本書は未来に向けて残して欲しい一冊です。 (2021/04/03)GOOD!1
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この本によって、先人の優れた剣術感を、少しでも知る事が出来ればと思います。GOOD!1
この本は我々武道をする者にとって、将来の日本人にとって、財産になるものと信じてやみません。
確かに、武道の本という性質上、あまり売り上げは期待できないかと思いますが、是非にお願いします。 (2010/09/12) -
生きた古武術を現代に伝える、非常に重要な書籍であると思われます。近年人気であちこちに氾濫する「古武術」というキーワード。GOOD!1
ネットでは近年の達人の動画が見ることができますが、鉄心斎先生の映像は残ってなさそうですし、ご本人著作のこの本は貴重。
世界的に知られる黒田鉄山先生の見た、達人の「術」の片鱗を感じたいです。 (2009/10/04)
読後レビュー
NEWS
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2003/03/15
『剣術教書』(黒田泰治)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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