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著者 | R・A・ラファティ |
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出版社 | 青心社 |
ジャンル | 文芸書 |
登録日 | 2002/10/19 |
リクエストNo. | 12881 |
リクエスト内容
日本で独自に編集されたラファティのSF短編集。
『九百人のお祖母さん』『つぎの岩につづく』『どろぼう熊の惑星』(以上ハヤカワ文庫)といった短編集の収録作とは全く重ならない。
「アダムには三人の兄弟がいた」 Adam Had Three Brothers(1960)
「氷河来たる」 Day of the Glacier (1960)
「究極の被造物」 The Ultimate Creature (1967)
「パニの星」 Pani Planet (1965)
「子供たちの午後」 Among the Hairly Earthmen (1966)
「トライ・トゥ・リメンバー」 Try To Remember (1960)
「プディブンディアの礼儀正しい人々」 The Polite People of Pudibundia (1961)
「マクグルダーの奇蹟」 McGruder's Marvels (1968)
「この世で一番忌わしい世界」 The Weirdest World (1961)
「奪われし者にこの地を返さん」 How They Gave It Back(1968)
「彼岸の影」 Configration Of the Northshore (1969)
評価がうなぎ登りのラファティです。日本での知名度は、この本が出た頃と今とでは比較になりません。あの頃は(もしかして)売れなかったかもしれませんが、今なら確実にロングセラーが見込めます。
投票コメント
全39件
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ラファティのファンは必読でしょう。GOOD!1
ウイリー・マッギリー属するレックのこと、居住世界のひとつで
あるプティブンディアのことが語られているし、処女作も納めら
れているし、未訳長編の解説まであります。
大変お買い得の一冊です。 (2003/01/07) -
もう20年も前の本なので、かなり痛んでいます。復刊希望でGOOD!1
す。
「アダムには三人の兄弟がいた」にはおなじみのウィリー・マッ
ギリーが登場。いったい、この人はプーカ人なのか、レックなの
か? その両方なのか?
表題作「子供たちの午後」は、ある意味『地球礁』の原型?
とは言え、最大の読みものは訳者あとがきにある、ラファティの
未訳長編の解説かもしれません。全部読みたい。 (2002/11/16) -
長編の邦訳も増えてきたラファティですが、まず最初は短編集でしょう。GOOD!1
翻訳された短編集4冊のうちの1冊が読めないというだけでも、わたし
たちにとって「短編作家ラファティ」の4分の1が欠落してしまう。これは
由々しき事態です。
※ 最近本書を手に入れて読みましたが、粒ぞろいもいいとこ。
『九百人のお祖母さん』にもひけを取らない出来です。至福
と笑いの数時間を満喫しました。
どれもいいが、「彼岸の影」「究極の被造物」「マクグルダ
ーの奇蹟」「アダムには三人の兄弟がいた」なんか特にすば
らしい。自分に復刊命令を下す権限があったらなあと思う。
1冊の短編集といえどもラファティ・ファン(及びその予備軍)
の財産を埋もれさせてはいけない。 (2002/10/19) -
みなさんの評価が高そうなので、興味が出ました。 (2013/01/19)GOOD!0
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ラファティのものなら何でも読みたいです (2006/08/08)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2006/11/27
復刊!R・A・ラファティ著『子供たちの午後』 -
2002/10/19
『子供たちの午後』(R・A・ラファティ)の復刊リクエスト受付を開始しました。
最近の復刊活動
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2006/11/27
「子供たちの午後」にリクエストをいただいていた皆さま、青心社より待望の復刊です。
1982年刊行の青心社SFシリーズのうちの1冊です。
入手のチャンスを逃さぬよう・・・
★青心社復刊特集はこちら★
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