『スタージョンは健在なり』

『スタージョンは健在なり』

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得票数 22
著者 シオドア・スタージョン
出版社 サンリオ
ジャンル 文芸書
登録日 2002/10/19
リクエストNo. 12868
リクエスト内容
そう、やっぱりスタージョンは健在だ。
といっても、ことはそう簡単ではなかったのだ。途方に暮れるようなことが続いていた。ある朝、目覚めたグレゴール・ザムザが変身していたのが蛸だったといった苦しみの中で、七転八倒していたのだ。だが、沈黙は無ではなかった。意識の水面下で書く機械が作動していたのだ。そして突如シュトラウスの『ツァラトゥストラはこう語った』のように天啓が鳴り響く。スタージョンに言わせるとこうだ。「書くのに要した時間は不明だが、タイプしたのは週に1篇の割合で連続して11週間、12篇目はわずかな間隔を置いたすぐあと、というスピードぶりだった――しかも、それと平行して長篇を書き進めていた」
そんなわけで、彼自身にとっても、われわれにとっても、12の短篇が収録できたのは慶賀すべきことだ。そう、やっぱりスタージョンは、したたかにも健在だった。

「ゆるやかな彫刻」(ここでは「時間のかかる彫刻」という表題)はこちらでも読めます。スタージョン後期の最後の既訳作品。
収録作品
「ここに、そしてイーゼルに」
「時間のかかる彫刻」
「きみなんだ」
「ジョーイの面倒を見て」
「箱」
「人の心が見抜けた女」
「ジョリー、食い違う」
「<ない>のだった-本当だ」
「茶色の靴」
「フレミス伯父さん」
「統率者ドーンの<型>」
「自殺」

投票コメント (全22件)

古本屋で購入して持っているのですが、スタージョンファンにとってかけがえのない一冊であること、これを望む人々に手の届く存在にしたいという願いのもとに復刊を希望するものです。 おいらが味わったあの興奮を...

2003/12/12

最近スタージョンの「人間以上」を読み、この著者の存在を知りました。ネット検索したところ、他の作品も非常に自分好みのように思い、入手したいと思いましたが、ほとんど絶版とのこと。 とにかく「読みたい」一心...

2003/09/18

これ、このあいだ数百円で購入できたんです。とってもラッキーでした。でも、現状は古本相場で2500円から3000円と高い買い物です。ぜひ、復刊して誰でも購入できるようにするべきです。 だって、スタージ...

2002/12/21

読んでみたい。

2014/12/17

「海を失った男」でスタージョンにハマりました。 彼の作品にできるだけ触れたいです。

2004/10/16

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ニュース

2004/11/12
復刊!シオドア・スタージョン 大村美根子著『時間のかかる彫刻』(「スタージョンは健在なり」改題 )
2002/10/19
『『スタージョンは健在なり』』(シオドア・スタージョン)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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