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世界をひとつの言葉で

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得票数 19

著者 朝比賀昇
出版社 国土社
ジャンル 児童書・絵本
ISBNコード 9784337293045
登録日 2002/10/09
リクエストNo. 12703

リクエスト内容

これは「ザメンホフ伝」で,国土社の「世界を動かした人びと」シリーズの第4巻です。ザメンホフは,世界共通語エスペラントの創始者で,その伝記としては,岩波新書「エスペラントの父 ザメンホフ」が有名ですが,この本は比較的新しい研究資料に基づいて書かれたものです。児童図書ですが,大人にも充分読み応えのある内容です。ザメンホフはエスペラントを考案しただけでなく,人類人主義という諸民族共生の思想を提唱した人である,ということも語られています。

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投票コメント

全19件

  • 国土社から出ていた。このことの意味を知ったのはつい最近です。家族も国土社から出ていたある全集を読み、それが今の道に繋がるきっかけになったと言っていました。
    読む子どもたちすべてがエスペラントの使い手にならなくてもいいと思います。この言葉を作った人が考えていたこと、願いを理解して、もし同意できるならば、それぞれの流儀で実現させていってほしいんです。
    この伝記は一人の人生の枠を越えて、多くの人の人生まで広がって行きます。こういう伝記は、他にあるかどうか、解りません。
    かつて、『世界をひとつの言葉で』の後の言葉は何が入るだろう?自分なら?と考えながら読んだことを、今思い出しました。 (2003/11/29)
    GOOD!1
  • 21世紀のコミュニケィションを考えるとき、エスペラントの存在が
    クローズアップされます。EUでは、管理予算の34%を翻訳、通訳
    など言語に関することに費やされていると伝えられています。2004
    年には、15カ国から25カ国のEUになることが決まり、いよいよ
    言語問題の解決が必須となってきている状態です。EUの議員の過半数
    が賛成すれば、ユーロの次はエスペラントの時代なると、予測されます。秒読み段階に入っていると推察致します。
    1887年にザメンホフによって世に出されたエスペラントのことを次代の子供たちに紹介したいとき、この作品の果たす意味は大きいと考えます。近年のうちに需要も拡大するのではないでしょうか。 (2003/01/02)
    GOOD!1
  • エスペラント語とザメンホフに関するすばらしい考察にみちている。
    とくに、序章の部分にある、フルブライト留学生としてアメリカに渡って、講義をうける英語がまるっきり分からなかったのに、横でアメリカ人エスペランティストが、実に明快なエスペラントで助けてくれた、という逸話は印象的です。
    ぜひ、エスペラントの可能性に疑問をもっておられる方、民族、言語の平等、世界の平和を希求される方に読んでいただきたい書物。 (2003/01/02)
    GOOD!1
  • こういう、事は「世界政府」などと並んで、ひとつの大きな夢で
    あることは確かです。 でも、全世界が、ひとつの言葉でしゃべ
    りたしたら、平和が来るのか? それとも、ちょっとしたことで
    大戦争になるのか? なかなか興味は尽きません。 読んでみた
    い。 (2002/12/23)
    GOOD!1
  • 急速に世界の少数民族語が消滅していく今、民族語は各自がまもり育てつつ、異民族間の交流は対等でなければとエスペラント語を創案したザメンホフ博士の人類愛に満ちた思想と、既存の民族語を国際語とする時に生じる言語差別の事、それが平和関連の国際会議にまで及んでいる事を多くの人々に考えていただきたい。 (2002/10/17)
    GOOD!1

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読後レビュー

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NEWS

  • 2005/07/27
    『ザメンホフ』販売開始しました!

  • 2002/10/09
    『世界をひとつの言葉で』(朝比賀昇)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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