115 票
著者 | 馬場啓一+石岡瑛子編 |
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出版社 | パルコ出版 |
ジャンル | 専門書 |
登録日 | 2000/07/14 |
リクエストNo. | 1147 |
リクエスト内容
資生堂などのCMを手がけ国際的な賞を得たのち、「自分がしあわせでないのにしあわせなものなどつくれません」という遺書を残し、自殺した杉山登志氏について書かれた本。
投票コメント
全115件
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実はこの本は持っていますが、少しでも多くの方に杉山登志を知ってもらいたいので。彼の周辺の方の貴重な手記、彼の遺した傑作CM、彼自身のインタビューなど、本の装丁も編集も秀逸なすぐれた本です。最近、発売された資生堂のCMを編纂したDVDと一緒に見ると、DVDの方の資料的瑕疵を、この本が充分に補ってくれるでしょう。(vol.1のみですが...)所々、この本にも改訂しなければならない箇所があるので、現在でもご健在の、実弟の伝命さんをはじめ、周辺の方々のアップデート版の手記や、資料的な部分をもっと充実させた増補改訂版を強く希望します。そうすれば、この本をすでにお持ちの方も、きっと購入する筈です。発売当初よりも、杉山登志の仕事は、すでにこの業界を目指すものの間では教科書のような存在になっています。今の時代に復刊する意味は、発売当初のそれとはまったく別のニーズに対しても訴求するでしょう。いわば、裾野が広がっているのではないでしょうか?2006年にはドラマ化もされていますしね。よろしくお願いします。 (2010/01/08)GOOD!2
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テレビの特別ドラマで初めて、杉山氏の存在を初めて知りました。テレビ放送の黎明期に、こんなにも情熱を持ってCM作りに取り組んでいる人がいたとは・・・。CMの世界は、今も昔もアイデアの斬新さのみを追い求める傾向が強いと思いますが、杉山氏のCMは、アイデアの良さを超越し、見る人の気持ちを揺さぶり、いつまでも印象に残る作品に仕上がっています。杉山登志とは、いったいどんな人物なのか?彼の人生、CMに対する考え方をもっと知りたくて、是非、復刊を希望します。 (2007/06/27)GOOD!2
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林真理子さんのファニーフェイスの死を読んだとき1960年から1970年の時代の世界に引き込まれ本の登場人物と共に私自身も一緒に生きたように心が振るえました。そして幼い頃の記憶をたどり1960年代を調べるうちに杉山登志さんにたどりつき心の振るえがとまりません。やっと逢えた。逢えたんだ。幼い頃あんな素敵な大人達になりたいと胸を焦がし憧れたあの素敵な素敵なお兄さんに。読みたい。知りたい。逢いたい。初めて早く大人になりたいと思わせてくれた。杉山登志さん。知りたいもっと。復刻して下さい。 (2011/02/23)GOOD!1
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「ハッピーでないのにハッピーな世界など描けません」という遺書を残して自殺したCMディレクターがいたことを、以前、昭和史関連の本で読んで覚えていました。GOOD!1
その時は、そのディレクターの名前までは覚えていなかったのですが、最近、YouTubeで昔のCM動画などを漁って見ているうちに、杉山登志という人が素敵なCMをたくさん作っていることを知りました。
調べてみると、なんとこの杉山登志という人が、遺書を残して死んだCMディレクターだったのです。
この人についてもっと知りたいので是非復刊していただきたいと思います! (2009/07/30) -
すごい人だと思います。GOOD!1
CMのせかいだけでなくあの時代でザインの世界にも作家の世界にもこんなすごい人は多勢いた。
いまなぜそんな人がいなくなったのか
この本を是非若い人に読んでほしいから。 (2008/06/22)
読後レビュー
NEWS
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2000/07/14
『CMにチャンネルをあわせた日-杉山登志の時代』(馬場啓一+石岡瑛子編)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
ユウイチ