37 票
著者 | 西尾忠久 |
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出版社 | 美術出版社 |
ジャンル | エンタメ |
登録日 | 2002/05/20 |
リクエストNo. | 10182 |
リクエスト内容
デカイアメリカ車が幅を利かせていたそんな時代にフォルクスワーゲンという(ほぼ)“同じデザイン”で生産され続け、ちょっと見“ヘン”で、しかも異国(ドイツ)の“小型車”がありました。その’ヘンな車’を売ろうとして考え出された広告の数々を掲載した一冊がコレなのです。モノクロの写真と意表をついたコピー、そしてその説明という超シンプルな構成でしたが、当時の時流に乗った満艦飾のグラフィックな広告と比較してもけっして見劣りしませんでした。そしてなんと言っても驚嘆すべき点は同じコンセプトで17年間もの長きに渡って250点以上もの“広告作品”を発表し続けたことなのです。クリエイター諸氏必読の一冊です。
投票コメント
全37件
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グラフィックデザイナーをしています。35年ほど前22歳の貧乏学生の頃になけなしのお金でこの本を買って以来、私の広告デザインのバイブル的存在でしたが、15年程前に得意先の大企業の担当者に貸したところほどなく退社してしまって戻ってこなくなりましたGOOD!2
(返せ〜!!)。バイブルですからどうしても持っていたくて、以来神田の古書街などをおりに触れて探してたんですが見つからず、ネット上で古書がないかと今になって急に思い付き検索してましたらここに辿り着きました。 (2006/06/10) -
広告の話の中で、頻繁にフォルクスワーゲンの広告キャンペーンの例が出されます。しかし、実際には見たことないので、ぜひ読んでみたい。同じように思っている人も何人もいますので、ぜひ、復刊をよろしくお願いいたします。 (2006/02/21)GOOD!2
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まだ高校生のころ書店で立ち読み(高くて買えなかった)して、GOOD!2
その素晴らしい内容に憧れて広告宣伝の仕事に就きました。
そういう意味では人生の指標になった重要な一冊です。
当時の勤務先にはこの本があったのでいつでも読めたのですが、
自分で所有していなくて、転職と共に読めなくなって久しいで
す。
シンプルなあの広告シリーズは、人気タレントに頼る現在の広告
の傾向に一石を投じるだけのインパクトのある優れたクリエイ
ティブだと思います。
若い方にもぜひ読んでいただきたいですね。 (2006/02/04) -
1963年6月の発行です。広告とは’その製品のイメージやコンセプトをユーザーに伝えることがいかに大事なのか’ということがとてもよくわかります。どのページのどの作品も、実にシンプルながら、発想力=アイデアに満ち溢れておりました。マルチメディアと呼ばれる現代ですが、今読んでも決して古さを感じることはないと思います。それどころか’古さの中に新しさを発見する’とでも言いましょうか、むしろ’Newアイデア’にさえ感じられ瞠目されるであろうこと請合いです。クリエイティブな仕事を生業とする方々にとって必ずやインスピレーションを与えてくれる一冊になることと思います。 (2002/05/20)GOOD!2
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学生時代、デザイン講師に「見つけたら買っておくように。」と云われました。現在、私は38歳。先生、まだ探してます。。。 (2007/06/04)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2002/05/20
『フォルクスワーゲンの広告キャンペーン』(西尾忠久)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
ichigo