復刊投票コメント一覧
デカルトの哲学原理 附 形而上学的思想
全36件
デカルトの哲学原理の読解を装いながら,その踏みこみ方の中に当のデカルトでさえかなわなかった独自の補完がちりばめられている点が気になる。また,「形而上学的思想」においては,新スコラ学の手法をとっているといわれながら,単なるデカルトの哲学の解釈にとどまらない独自の展開が垣間見える点も見逃せない。デカルトの比類なき理解者にして最良の批判者であるスピノザが,寛容と不寛容の狭間をゆれ動く17世紀のオランダ社会で,デカルト哲学入門書のような体裁をとって出版せざるを得なかった書物の位置づけも興味深い。結果的には生前に自分の名前を記した唯一の作品となってしまったことにより,今までの著作にはないスピノザの新しい表現をさぐる上で,また,新たな不寛容に直面している社会に向かい合う上でも,重要な資料になりうるのではないかと,復刊に寄せる期待は大きい。
2004/03/22
デカルトの哲学原理の読解を装いながら,その踏みこみ方の中に当のデカルトでさえかなわなかった独自の補完がちりばめられている点が気になる。また,「形而上学的思想」においては,新スコラ学の手法をとっているといわれながら,単なるデカルトの哲学の解釈にとどまらない独自の展開が垣間見える点も見逃せない。デカルトの比類なき理解者にして最良の批判者であるスピノザが,寛容と不寛容の狭間をゆれ動く17世紀のオランダ社会で,デカルト哲学入門書のような体裁をとって出版せざるを得なかった書物の位置づけも興味深い。結果的には生前に自分の名前を記した唯一の作品となってしまったことにより,今までの著作にはないスピノザの新しい表現をさぐる上で,また,新たな不寛容に直面している社会に向かい合う上でも,重要な資料になりうるのではないかと,復刊に寄せる期待は大きい。
2004/03/22
スピノザが、デカルトやスコラ哲学など先行する思想とどのよう
に関わっていたのかを示す重要な著作。哲学史におけるスピノザ
の位置を把握する上で不可欠なものだと思います。
2004/02/18
スピノザが、デカルトやスコラ哲学など先行する思想とどのよう
に関わっていたのかを示す重要な著作。哲学史におけるスピノザ
の位置を把握する上で不可欠なものだと思います。
2004/02/18
スピノザがいったいどうのようにして、否定するのでなく 修辞的にデカルトを用いたのかを取り込みたいし、時代の空気が伝わってきそうだから。古本探してるけどなかなかみつからない。
2003/11/15
スピノザがいったいどうのようにして、否定するのでなく 修辞的にデカルトを用いたのかを取り込みたいし、時代の空気が伝わってきそうだから。古本探してるけどなかなかみつからない。
2003/11/15