ビーポーレンさんの公開ページ レビュー一覧
レビュー
青い鳥文庫の三木由紀子さん挿絵のクレヨン王国シリーズは今も私の本棚に全巻そろって並んでいます。
ある程度自分で買ったのもありますが、小テストで100点を取って、10枚貯まると本一冊、スイミングの昇級で合格したら本一冊、と子供の頃のごほうびで買ってもらったものも多々あります。この本が出ていたのは知らなかったのですが、たまたま立ち寄った古本屋で見つけました。クレヨン王国が好きな人ならすぐにどの話かわかるシリーズをモチーフにしたかわいらしい雑貨の数々。ここでしか見られない素敵な挿絵も多数あります。花ウサギロペのふわふわのファーポシェットや春の小川のかくれ雲ホワリーを綿で再現したりと、見ているだけで作品を思い出して楽しくなります。手軽にできるものからお裁縫が苦手な私のような人にはややハードルが高いものまで、それぞれに作中の短い詩が添えられています。とってもかわいいですよ!
2019/07/13
青い鳥文庫の三木由紀子さん挿絵のクレヨン王国シリーズは今も私の本棚に全巻そろって並んでいます。
ある程度自分で買ったのもありますが、小テストで100点を取って、10枚貯まると本一冊、スイミングの昇級で合格したら本一冊、と子供の頃のごほうびで買ってもらったものも多々あります。この本が出ていたのは知らなかったのですが、たまたま立ち寄った古本屋で見つけました。クレヨン王国が好きな人ならすぐにどの話かわかるシリーズをモチーフにしたかわいらしい雑貨の数々。ここでしか見られない素敵な挿絵も多数あります。花ウサギロペのふわふわのファーポシェットや春の小川のかくれ雲ホワリーを綿で再現したりと、見ているだけで作品を思い出して楽しくなります。手軽にできるものからお裁縫が苦手な私のような人にはややハードルが高いものまで、それぞれに作中の短い詩が添えられています。とってもかわいいですよ!
2019/07/13
私も姉がいて家族構成が同じなので、このシリーズに出てくる姉妹の描写には思い当たる節があったりなかったり・・・小さい頃って自分より大きい子のすることって実際より素敵に思えて。
かいじゅうになった女の子もおはるさんも好きですが、中でも一番好きなのがこの作品。お姉ちゃんだけが遠足に行くといって駄々をこねた妹がお姉ちゃんの地図にいたずら書きをしたものだから、地図にあいた穴から裏側のいたずら書きの世界へ。そこはまるでおとぎ話の世界なのに、出てくる住人たちは敵意むき出し。ジンジャークッキーに襲われて逆に食べちゃうシーンが好きで、繰り返し読みました。
さんざんな目にあって必死で友達と元の世界に戻ってきたのに、ラストでめちゃめちゃ先生に怒られるとか不憫すぎる。
思い返せばまた読みたくなってきた・・・
2018/09/03
私も姉がいて家族構成が同じなので、このシリーズに出てくる姉妹の描写には思い当たる節があったりなかったり・・・小さい頃って自分より大きい子のすることって実際より素敵に思えて。
かいじゅうになった女の子もおはるさんも好きですが、中でも一番好きなのがこの作品。お姉ちゃんだけが遠足に行くといって駄々をこねた妹がお姉ちゃんの地図にいたずら書きをしたものだから、地図にあいた穴から裏側のいたずら書きの世界へ。そこはまるでおとぎ話の世界なのに、出てくる住人たちは敵意むき出し。ジンジャークッキーに襲われて逆に食べちゃうシーンが好きで、繰り返し読みました。
さんざんな目にあって必死で友達と元の世界に戻ってきたのに、ラストでめちゃめちゃ先生に怒られるとか不憫すぎる。
思い返せばまた読みたくなってきた・・・
2018/09/03
ティファニーシリーズや天才猫モーリスを読んでからもっとないかと探したところ、図書館に幸運にも蔵書があったのですぐに借りて読みました。ノームと言えば庭の飾りに代表される妖精の一種。それがタイトル通り遠い昔に宇宙から地球に降り立ち、遭難しちゃった小人の子孫とは。ところが現代のノームたちは祖先のテクノロジーなどとっくに忘れて失い、野生的に暮らしています。ある日住処を追われた小人たちは新たな住処を求めて旅に出ます。メアリノートンの小人たちシリーズもパロっているこの作品はスケールも大きく、SFをほとんど読まない私でも十分に楽しめました。デパートに住む小人たちは創業者を神のようにあがめていたり、車の運転を大勢で試みたりと小人視点の物語はワクワクします。
2018/02/21
ティファニーシリーズや天才猫モーリスを読んでからもっとないかと探したところ、図書館に幸運にも蔵書があったのですぐに借りて読みました。ノームと言えば庭の飾りに代表される妖精の一種。それがタイトル通り遠い昔に宇宙から地球に降り立ち、遭難しちゃった小人の子孫とは。ところが現代のノームたちは祖先のテクノロジーなどとっくに忘れて失い、野生的に暮らしています。ある日住処を追われた小人たちは新たな住処を求めて旅に出ます。メアリノートンの小人たちシリーズもパロっているこの作品はスケールも大きく、SFをほとんど読まない私でも十分に楽しめました。デパートに住む小人たちは創業者を神のようにあがめていたり、車の運転を大勢で試みたりと小人視点の物語はワクワクします。
2018/02/21
孤児になったマリアと犬のウィギンズ、一見厳格なヘリオトロープ先生。二人と一匹はマリアのいとこにあたるベンジャミン卿に引き取られ、館にまつわる月姫と白馬の伝説を知ることになります。マリアを助ける少年ロビンとその母親。村の牧師様。そして動物たち。
伝説の謎を解いていくにつれ、マリアは呪いのようだったわだかまりをも解いていきます。最後は壊れてしまったロマンスも復活して文句なしのハッピーエンドを迎えます。
幻想的なシーンもさることながら、魅力たっぷりなのはマーマデュークと彼のお料理。挿絵もステキで大好きな一冊です。
2017/08/04
図書館で何度も借りて読み、リサイクル市でたまたま手に入れました。主人公のリッペルは、はてしない物語のバスチアンのような読書好きの男の子。夜懐中電灯で本を読んだ経験のある人はきっと共感できるはず。両親の留守を預かるヤーコプさんは子供が好きではない様子。家に帰ってもリッペルは気が休まりません。
仲良しのエシュケおばさんやトルコからの転校生、リッペルの集めているヨーグルトの点数、人懐こい野良犬、留守の間寂しくないよう両親がプレゼントしてくれたアラビアンナイトの本にチョコレート・・・リッペルの好きなものをヤーコプさんは全部取り上げてしまうようです。そんな中、どうしても取り上げられた本の続きを知りたいリッペル。読みたい読みたいと思っていると、夢で物語の続きが見られるように。夢の中には知ってる人たちが出てきますが、そこはアラビアンナイトのような世界。その日から、毎晩夢の続きを見ることに。一見ファンタジーですが、人種差別も含まれていたりと考えさせられる内容です。差別的なヤーコプさんに対し、親切で頼もしいエシュケおばさん。最後は痛快ですが、現実の世界が満たされると夢の続きは見られなくなってしまいます。ヤーコプさんは心の狭い女性ですが、エシュケおばさんとリッペルのお母さんはステキな女性です。こんな大人になりたいと思えるような大人が出てきます。
2017/02/23
図書館で何度も借りて読み、リサイクル市でたまたま手に入れました。主人公のリッペルは、はてしない物語のバスチアンのような読書好きの男の子。夜懐中電灯で本を読んだ経験のある人はきっと共感できるはず。両親の留守を預かるヤーコプさんは子供が好きではない様子。家に帰ってもリッペルは気が休まりません。
仲良しのエシュケおばさんやトルコからの転校生、リッペルの集めているヨーグルトの点数、人懐こい野良犬、留守の間寂しくないよう両親がプレゼントしてくれたアラビアンナイトの本にチョコレート・・・リッペルの好きなものをヤーコプさんは全部取り上げてしまうようです。そんな中、どうしても取り上げられた本の続きを知りたいリッペル。読みたい読みたいと思っていると、夢で物語の続きが見られるように。夢の中には知ってる人たちが出てきますが、そこはアラビアンナイトのような世界。その日から、毎晩夢の続きを見ることに。一見ファンタジーですが、人種差別も含まれていたりと考えさせられる内容です。差別的なヤーコプさんに対し、親切で頼もしいエシュケおばさん。最後は痛快ですが、現実の世界が満たされると夢の続きは見られなくなってしまいます。ヤーコプさんは心の狭い女性ですが、エシュケおばさんとリッペルのお母さんはステキな女性です。こんな大人になりたいと思えるような大人が出てきます。
2017/02/23
小6の時に一度だけ読んで20年ほど経ってからふと思い出し、どうしてもまた読みたくなって必死にタイトルを思い出して再読。
子供の頃よりも大人になってから読むと、主人公のぶおばさんの孤独と叶わなかった夢が胸に刺さります。元気いっぱいに民宿を切り盛りして動物たち、ご近所の人たちにかこまれて、日々を過ごすのぶおばさん。印象的なおぼろ月夜の歌。若いころに結婚の約束をして戦争に行ったやっちゃん。やっちゃんは若くして亡くなり、のぶおばさんはやっちゃんの写真に毎日話しかけます。そんなのぶおばさんの民宿には鬼やらカッパやら幽霊やら、不思議なお客が来ます。のぶおばさんは彼らを優しく受け入れます。それは痛みを知るからこそ。子供の頃はそこまで考えて読みませんでしたが、大人も子供も心に残る読書体験になるでしょう。なくしてはいけない本です。
2016/09/01
小6の時に一度だけ読んで20年ほど経ってからふと思い出し、どうしてもまた読みたくなって必死にタイトルを思い出して再読。
子供の頃よりも大人になってから読むと、主人公のぶおばさんの孤独と叶わなかった夢が胸に刺さります。元気いっぱいに民宿を切り盛りして動物たち、ご近所の人たちにかこまれて、日々を過ごすのぶおばさん。印象的なおぼろ月夜の歌。若いころに結婚の約束をして戦争に行ったやっちゃん。やっちゃんは若くして亡くなり、のぶおばさんはやっちゃんの写真に毎日話しかけます。そんなのぶおばさんの民宿には鬼やらカッパやら幽霊やら、不思議なお客が来ます。のぶおばさんは彼らを優しく受け入れます。それは痛みを知るからこそ。子供の頃はそこまで考えて読みませんでしたが、大人も子供も心に残る読書体験になるでしょう。なくしてはいけない本です。
2016/09/01