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復刊リクエスト投票
『ブッデンブローク家の人びと』が復刊した。
そろそろ『ヨゼフとその兄弟たち』も潮時ではないか。
ゲーテが、旧約のヨセフの物語は、短すぎるといったエピソードをマンは、いつまでも覚えていて、古典の匠からの遺命であるかのように、あるいは、ゲーテの乗り越えとして、たった数十行の挿話をマン固有の想像力により、7万行にまで広げた。その想像力を日本語で読める意義は古典ファンのみならず、作家志望の者にとっても深い。
現代社会において想像力とは何か改めて問いかける契機にもなり得よう。
2019/07/15