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オフィシャル・スコアブック 坂本龍一 /04 復刻版

坂本龍一

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オフィシャル・スコアブック 坂本龍一 /04
著者 坂本龍一
出版社 リットーミュージック
判型 菊倍判
頁数 112 頁
ジャンル エンタメ
ISBNコード 9784845641208

商品内容

2005年に刊行された坂本龍一監修による公式楽譜集『オフィシャル・スコアブック 坂本龍一 /04』の復刻版です。原書は長らく品切れ状態が続いており、多くのファンから再発売を期待する声が寄せられていました。そこで今回、内容はもちろん、デザインもできる限りオリジナルに忠実な形で再現いたしました。

この楽譜集の元となっているのは、坂本龍一のピアノ演奏を中心としたセルフカバー・アルバム『/04』(2004年リリース)です。

このアルバム『/04』に対応する『オフィシャル・スコアブック 坂本龍一 /04 復刻版』では全13曲を収録しています。

CM曲として知られる「Asience」(楽譜はアルバムとはアレンジの異なる「Asience -slow piano」バージョン)、同じくCM曲の「Yamazaki 2002」、ピアノ8台による多重録音「+33」、映画『戦場のメリークリスマス』のテーマ曲「Merry Christmas Mr. Lawrence」、アルバムではピアノ4台の多重録音だったアレンジをピアノ2台用に再編曲した「Rain」、ピアノ用にアレンジされ歌詞も記された「Perspective」、ピアノ・ソロにアレンジされた「Undercooled」、8台のピアノとプリペアドピアノによる「Riot in Lagos」、舞台『浪人街』のテーマ曲「Theme for Roningai」(楽譜は「Theme for Roningai -pf」バージョンを掲載)、フェイ・ダナウェイのために書かれた「Tamago 2004」(楽譜は「Tamago 2004 -pf」を掲載)、バイオリン、チェロ、ピアノのトリオ編成による「Bibo no Aozora」、PlayStation2用ゲーム・ソフト『SEVEN SAMURAI 20XX』のために描き下ろされた「Seven Samurai -ending theme」(楽譜はピアノ・ソロの「Seven Samurai -ending theme pf」を掲載)、そして最後はCM曲の「Dear Liz」というラインナップ。

なお、2005年に発行されたオリジナルの『オフィシャル・スコアブック 坂本龍一 /04』に付属していたCDは、復刻版には含まれていません。

この楽譜集の大きな特徴のひとつが、坂本龍一本人による楽曲解説と演奏におけるTipsが語られている点です。その上、ロング・インタビューも掲載されています。その内容は、音楽理論的な部分まで深く踏み込んだ非常に貴重なものとなっています。

さらに、オリジナルのオフィシャル・スコアブックは、紙の選択やデザインにも坂本龍一自らが深くかかわって制作されました。そのアート・ディレクターを務めたのは、坂本龍一のアルバム・ジャケットなども手掛けた故・中島英樹氏(中島デザイン)。目にやさしい色合いの紙選びや実はよく見るとあえて“にじみ”や“かすれ”を織り交ぜたこだわりの印刷など、細部にまで徹底してこだわった仕上がりとなっています。復刻版では、これらのディテールを踏襲しながらも、あらたに森林保護を目的としたFSC認証を受けた仕様といたしました。これはもちろん、坂本龍一自身が森林保全団体more treesを設立したことへの共感からです。そのため用紙などの一部が原書と異なっている部分があることをご了承いただければと思います。

アルバム『/04』は単なるピアノ作品集ではなく、意欲的な創造に満ちたピアノ・アレンジ集です。本楽譜集はそのクリテイティビティを目に見える形で表したもうひとつの『/04』と呼べるでしょう。ぜひ多くに方に演奏していただければ幸いです。

▼CONTENTS
/04 Commentary & Tips by Ryuichi Sakamoto
1 Asience
2 Yamazaki 2002
3 +33
4 Merry Christmas Mr.Lawrence
5 Rain
6 Perspective
7 Undercooled -acoustica
8 Riot in Lagos
9 Theme for Roningai
10 Tamago 2004
11 Bibo no Aozora
12 Seven Samurai -ending theme
13 Dear Liz
/04 Long Interview
Selected Discography

▼著者プロフィール
坂本龍一(さかもと りゅういち)
1952年東京生まれ。1978年『千のナイフ』でソロデビュー。同年に高橋幸宏、細野晴臣と共に「YELLOW MAGIC ORCHESTRA(YMO)」を結成。1983年に散開後もソロアルバムの発表やアーティストとのコラボレーションなど多方面で活躍。常に革新的なサウンドを追求する姿勢は世界的評価を得ている。また自身も出演した映画『戦場のメリークリスマス』(78/大島渚監督)では英国アカデミー賞で作曲賞、映画『ラストエンペラー』(88/ベルナルド・ベルトルッチ監督)でアカデミー賞作曲賞、グラミー賞など多数の映画賞を受賞し、映画音楽作曲家としても地位を確立した。
以降もコンスタントに国内外の映画作品に携わり、これまでに手掛けた作品は『ハイヒール』(92/ペドロ・アルモドバル監督)、『スネーク・アイズ』(99/ブライアン・デ・パルマ監督)、『母と暮せば』(15/山田洋次監督)、『レヴェナント:蘇えりし者』(16/アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督)、『怒り』(16/李相日監督)、『アフター・ヤン』(22/コゴナダ監督)、『怪物』(23/是枝裕和監督)など。
環境や平和問題への言及も多く、森林保全団体「more trees」の創設、「stop rokkasho」「NO NUKES」などの活動で脱原発支持を表明、また「東北ユースオーケストラ」を立ち上げるなど音楽を通じた東北地方太平洋沖地震被災者支援活動も行った。
2013年に山口情報芸術センター(YCAM)10周年事業のアーティスティック・ディレクター、2014年に札幌国際芸術祭2014のゲストディレクターに就任。2018年piknic/ソウル、2021年M WOODS/北京、2023年M WOODS/成都で大規模インスタレーション展示を実施するなどアート界への越境も積極的に行った。
2021年に直腸がんを公表、闘病生活を続けながらも翌年の3月に『東北ユースオーケストラ演奏会2022』に参加、12月にピアノ・ソロ・コンサート「Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022」を世界配信。2023年1月17日に日記を書くように制作した最後のアルバム「12」を発売。同年3月28日に死去。以後も複合現実(MR)コンサート「KAGAMI」の海外上演、高谷史郎(ダムタイプ)とのコラボレーションで制作したシアターピース「TIME」のアジア圏での上演、さらに最後のピアノ・ソロ演奏を記録した長編コンサート映画『Ryuichi Sakamoto Opus』(23/空音央監督)が世界各国で公開。2024年12月21日からは東京都現代美術館で国内初の大規模展覧会「坂本龍一 音を視る 時を聴く」が2025年3月30日まで予定されるなど、ジャンルを問わずに功績を残した軌跡が語り続けられている。

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