囁く電話
ヘンリー・レヴェレージ 著 / 加藤朝鳥 平山雄一 共訳
著者 | ヘンリー・レヴェレージ 著 / 加藤朝鳥 平山雄一 共訳 |
---|---|
出版社 | ヒラヤマ探偵文庫JAPAN |
判型 | 新書判 |
頁数 | 208 頁 |
ジャンル | 文芸書 |
商品内容
加藤朝鳥の『新青年』翻訳連載中絶から101年
ヘンリー・レヴェレージの『囁く電話』
平山雄一が加藤朝鳥との時空を越えたコラボ翻訳で、ついに完訳!
初出『新青年』大正11(1922)年1月号~4月号(中絶)
新書版208ページ・解説 湯浅篤志
(ヒラヤマ探偵文庫26 2023年5月発行)
アメリカの作家、ヘンリー・レヴェレージ(1879~1931)は、第一次世界大戦後において、多作で成功したパルプ・フィクション作家の一人である。1914年、彼は、車を盗んだ罪(後に盗品受領となる)で、ニューヨーク州のシンシン刑務所(最高の警備レベル)に収監された。しかし、彼はそこで"The Twinkler"(1916)という小説を書き、映画にもなった。刑務所の中で書いた作品ということが宣伝文句だった。出獄後には、「囁く電話("Whispering Wires")」(1918)を書き、これも映画化(1926)され、作家として名前を知られるようになっている。本巻に収録した「囁く電話」は、1922年『新青年』に発表された加藤朝鳥の翻訳が中絶してしまったのをうけて、その続きを現代の翻訳家の平山雄一が最後まで訳し、完成させたものである。
ある日、軍需成金のマグネー氏(モントゴメリー・ストックブリッジ)のところに殺人予告の電話がかかってきた。おののいた彼は、大探偵ドリウ氏に助けを求める。しかし、厳重に警戒された部屋の中にいたマグネー氏だったが、拳銃で撃たれ、何者かに殺されてしまった。密室殺人だ。悲しむ娘のロリス・ストックブリッジ。ドリウ氏の大捜査が始まった。
ヘンリー・レヴェレージの『囁く電話』
平山雄一が加藤朝鳥との時空を越えたコラボ翻訳で、ついに完訳!
初出『新青年』大正11(1922)年1月号~4月号(中絶)
新書版208ページ・解説 湯浅篤志
(ヒラヤマ探偵文庫26 2023年5月発行)
アメリカの作家、ヘンリー・レヴェレージ(1879~1931)は、第一次世界大戦後において、多作で成功したパルプ・フィクション作家の一人である。1914年、彼は、車を盗んだ罪(後に盗品受領となる)で、ニューヨーク州のシンシン刑務所(最高の警備レベル)に収監された。しかし、彼はそこで"The Twinkler"(1916)という小説を書き、映画にもなった。刑務所の中で書いた作品ということが宣伝文句だった。出獄後には、「囁く電話("Whispering Wires")」(1918)を書き、これも映画化(1926)され、作家として名前を知られるようになっている。本巻に収録した「囁く電話」は、1922年『新青年』に発表された加藤朝鳥の翻訳が中絶してしまったのをうけて、その続きを現代の翻訳家の平山雄一が最後まで訳し、完成させたものである。
ある日、軍需成金のマグネー氏(モントゴメリー・ストックブリッジ)のところに殺人予告の電話がかかってきた。おののいた彼は、大探偵ドリウ氏に助けを求める。しかし、厳重に警戒された部屋の中にいたマグネー氏だったが、拳銃で撃たれ、何者かに殺されてしまった。密室殺人だ。悲しむ娘のロリス・ストックブリッジ。ドリウ氏の大捜査が始まった。
読後レビュー
おすすめ商品
-
[ 古書 ]M・B・ゴフスタイン つつましく美しい絵本の世界
税込 2,574円
-
迷犬ルパン異世界に還る
税込 999円
-
僕らを育てたシナリオとミステリーのすごい人 9
税込 2,043円
-
僕らを育てたシナリオとミステリーのすごい人 8
税込 1,729円
-
僕らを育てたシナリオとミステリーのすごい人 7
税込 1,729円
-
僕らを育てたシナリオとミステリーのすごい人 6
税込 1,571円
-
僕らを育てたシナリオとミステリーのすごい人 5
税込 1,571円
-
僕らを育てたシナリオとミステリーのすごい人 3
税込 2,357円
-
シェーカー 祈りと暮らしのデザイン
シェーカー 祈りと暮らしのデザイン
税込 14,300円
-
【特価】東京時間旅行(35%OFF)
税込 1,287円
-
【特価】羊の十字架(35%OFF)
税込 1,287円
-
【特価】天啓を受けた者ども(35%OFF)
税込 2,717円
支払い / 配送方法
送料は全国一律380円(税込)です。代金引換をご利用の場合、配送手数料とは別に代金引換手数料300円(税込)が別途必要になります。