復刊ドットコム

新規会員登録

新規会員登録

V-POINT 貯まる!使える!

5,500円以上で送料無料
3,520円(税込)

黒い獣 渡辺啓助ジュヴナイル作品集

渡辺啓助 著 / 日下三蔵 解説

3,520円(税込)

(本体価格 3,200 円 + 消費税10%)

配送時期:3~6日後

Vポイント:32ポイント

この商品は現在販売中です

数量: 在庫数:在庫僅少

ご注文のタイミングにより品切れの場合がございます

お気に入りに追加

著者 渡辺啓助 著 / 日下三蔵 解説
出版社 書肆盛林堂
判型 B6
頁数 434 頁
ジャンル 文芸書
ISBNコード 9784911229019

商品内容

探偵作家・渡辺啓助が昭和20年代・30年代に執筆された、著者としては初の子供向け作品集。
探偵小説のみではなく、冒険小説・怪奇小説・SFなど、渡辺啓助の多彩さも味わえる一冊。

▼目次
探偵小説 幽霊一家
冒険小説 黒聖母島の秘密
怪奇探偵 黒い獣
氷河の囚人
怪奇探偵小説 人喰魚
怪奇探偵小説 シンデレラの片足
読切推理小説 失われた黒ねこ
姿なき訪問者
第三の容疑者 熱帯魚殺人事件
夜歩く銀仮面
空想科学小説 かえる男時代
地中海であった話 海底の魔女
『黒い獣』解説(日下三蔵)

▼著者プロフィール
渡辺啓助(わたなべ けいすけ)
1901(明34)年、秋田県秋田市生まれ。本名・圭介。《新青年》編集部に所属していた推理作家の渡辺温は実弟、画家の渡辺東は娘。九州帝国大学在学中に、渡辺温と共に江戸川乱歩名義でエドガー・アラン・ポーの短篇を翻訳。『ポー・ホフマン集』に掲載。29年、《新青年》の映画俳優小説という企画として、「偽眼のマドンナ」を執筆。同誌に当時の人気俳優・岡田時彦名義で発表されたこの作品が、ゴーストライターではあるが、渡辺啓助のデビュー作となる。35年に第一作品集『地獄横丁』が刊行。42年、大日本帝国陸軍報道部の嘱託により大陸に派遣。この際の見聞を元にして執筆された作品は3期連続で直木賞候補となる。
戦後は疎開先である群馬県渋川町に落ち着き、多数の短編を執筆。
54年に帰京。57年には今日泊亜蘭、矢野徹らとSF同人「おめがクラブ」を設立。
60年に木々高太郎に代わって日本探偵作家クラブ4代目会長に就任。
2001年に100歳を記念したアンソロジー『ネメクモア』(東京創元社)が刊行。
2002年1月19日に肺炎により永眠。享年101。

関連キーワード

キーワードの編集

読後レビュー

全1件

  • 異色×異色

    異色作家の作風中の異色作品群、となると一周回って普通の作品となってしまうこともありがちですが、
    本書に限ってはそんなことはありません。
    ジュブナイル(子ども向け)ではあっても、その異色ぶりが味わえます。
    まあ、あくまでもジュブナイルではありますが、その分安心して(?)読むことが出来ます。 (2024/07/21)

    GOOD!0
  • レビュー投稿はこちら

おすすめ商品

V-POINT 貯まる!使える!