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増補改訂 江戸の異性装者たち

長島淳子

3,520円(税込)

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著者 長島淳子
出版社 勉誠社
判型 四六判
頁数 312 頁
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784585320333

商品内容

性規範のもとで葛藤・苦悩する人々。
男装を禁止されても止めず遠島に処された女、女装姿で貸金業を営み女に求婚した男、男同士の夫婦、陰間茶屋で男色に従事する美少年たち--。社会規範からの逸脱の実態を記録した事件史料を読み解く。
第五章として、「セクシュアルマイノリティ研究の現在」の一章を増補し、装いを新たに刊行!

▼目次
増補改訂版にあたって はじめに
はじめに
《ヨーロッパの同性愛者への抑圧》
第一章 女性の異性装をめぐって

--第一節 たけの最初の罪
 --竹次郎事たけ
 --たけの生い立ち
 --《『藤岡屋日記』と須藤由蔵》
 --《町火消制度》
 --《『守貞漫稿』》
 --“男が子どもを産んだ”
 --男装と盗み-天保三年の事件のあらまし
 --たけの罪状と処罰
 --蕎麦屋忠蔵と煮売り商とめの処罰
--第二節 たけ、再登場
 --天保八年の事件のあらまし
 --たけの判決内容
 --《手先》
 --「人倫を乱し候もの」からみえる女性の歴史的位置
 --これまでのたけの評価と私見
--第三節 近世ヨーロッパとの比較
 --マリア・ファン・アントウェルペンとの出会い
 --マリアの証言から
 --たけとマリアの罪状の相違と共通性
第二章 男性の異性装と男色の歴史的位相
 --第一節 青山千駄ヶ谷、お琴の一件
 --高利貸のお琴
 --もう一つの情報
--第二節 歌舞伎と男色
 --出雲のお国の歌舞伎踊り
 --女歌舞伎から若衆歌舞伎、そして野郎歌舞伎へ
 --陰間茶屋の様相
 --京・大坂の若衆屋
 --男色と女色の対決
--第三節 江戸の男色をめぐる諸規制
 --天保改革と陰間茶屋の衰退
 --僧侶をめぐる諸規制
 --江戸時代は男色に寛容だったのか
 --男色をめぐる事件
--第四節 服装規制にみる近代・近世
 --違式詿違条例
 --風俗・男女の性に関する条目
 --異性装の禁止と「羽織芸者」
 --女性の羽織・半纏(半天)着用禁止令
 --《日傘の使用》
 --美しい男たち
第三章 男性カップルたち
--第一節 鳶職金五郎と女髪結はつのケース
 --女髪結の登場
 --女髪結の処罰規定
 --実は男だった女髪結
--第二節 縫箔職重吉と新内師匠小若のケース
 --縫箔職人の妻、小若ことわか
 --《新内節》
 --わかの容貌と暮らしぶり
 --《江戸女性の髪形》
 --女師匠、男弟子をとることの禁
第四章 多様な愛のかたち -レズビアン/シスター
--第一節 女性同性愛をめぐる動向
 --社会学における女性同性愛(レズビアン)研究
 --近代における女同士の心中
--第二節 江戸の女性同性愛
 --異性装女性、芸者と出奔
 --江戸時代の心中=相対死とその処罰
 --仲良し娘の入水事件
 --湯屋と居酒屋の娘同士の入水事件
--第三節 入水事件から愛のかたちを考える
 --三人娘の入水事件
 --事件のあらまし
 --事件後の風聞から
第五章 セクシュアルマイノリティ研究の現在
--第一節 出版後の反響と美術館の企画展示
 --NHKの番組「歴史秘話ヒストリア」
 --太田記念美術館の企画展
 --渋谷区立松濤美術館の企画展
--第二節 滝沢馬琴の『兎園小説 余録』
 --馬琴と「耽奇会」・「兎園会」
 --「兎園会」について
--第三節『兎園小説 余禄』収載の二人の記事
 --「偽男子」吉五郎
 --「仮婦人」おかつ
 --吉五郎・おかつをめぐる馬琴の解釈
 --小括
おわりに
参考文献
あとがき
増補改訂版あとがき
索引


▼著者プロフィール
長島淳子(ながしま あつこ)
1954年埼玉県生まれ。
早稲田大学大学院文学研究科博士課程後期満期退学。
日本近世史、女性史専攻。博士(文学、早稲田大学、2005年)。
国士舘大学非常勤講師。元総合女性史学会代表。
主な著書に、編著『女性労働の日本史 古代から現代まで』(勉誠出版、2019年)、共著『歴史のなかの家族と結婚』(森話社、2011年)、「近世農村の「家」経営と家族労働にみるジェンダー」(『ジェンダー史叢書6 経済と消費社会』(明石書店、2009年)、「日本近世における異性装の特徴とジェンダー」(『歴史のなかの異性装』アジア遊学、勉誠出版、2017年)、「高群逸枝の江戸時代史 詩人と歴史家の狭間で」(『高群逸枝 1894-1964 女性史の開拓者のコスモロジー』、別冊『環』26、藤原書店、2022年)、「多様な性のあった江戸時代」(『「ひと」とはだれか? -身体・セクシュアリティ・暴力』大阪大学出版会、2023年12月出版予定)ほか。

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