復刊ドットコム

新規会員登録

新規会員登録

V-POINT 貯まる!使える!

死を前にした人間

フェリップ・アリエス 著 / 成瀬駒男 訳

死を前にした人間

9,240円(税込)

(本体価格 8,400 円 + 消費税10%)

【送料無料】

amazon.co.jpにてお買い求めください

amazon.co.jpへ

※在庫・発送日は遷移先のサイトでご確認ください。
※当ページ表示の価格とは異なる場合があります。
※Vポイントや特典等は対象外となりますのでご注意ください。

お気に入りに追加

著者 フェリップ・アリエス 著 / 成瀬駒男 訳
出版社 みすず書房
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784622034834

商品内容

本書では、ヨーロッパの中世から現代まで約一千年にわたる、死の迎え方、葬礼、遺言、死後のイメージ、追慕などの起源や変遷が、数多くの図像・遺言書・墓碑銘・文学作品によって考察される。
そして<死>は、五つの類型に整理される。まず、静かな諦観とともに共同体の一員として死んで行く「飼いならされた死」。ついで12世紀に始まる、現世へ執着し自分個人が不幸にも死ぬと感じる「己れの死」。ついで、常に死を身近なものと考えるルネサンス期から18世紀にかけての「遠くて近い死」。19世紀は家族や恋人の死が強い感情を喚び起こすロマン主義的な「汝の死」の世紀である。
では、現代の死は? 医療技術と衛生観念の進歩のもとで死は隠蔽され、瀕死者はもはや死の主体ではない。これをアリエスは「倒立した死」と名づける。
『<子供>の誕生』で、日常世界を支配する根深い感情すなわち心性(マンタリテ)の歴史叙述にみごとな成功をおさめた著者による、現代社会と先進文明への思索の結晶である。

関連キーワード

キーワードの編集

読後レビュー

レビュー投稿はこちら

おすすめ商品

V-POINT 貯まる!使える!