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『宇宙少年団ロケットくん』は、『まんが道』の中でも最も有名なエピソードに登場するマンガです。上京し売れっ子マンガ家になったものの、忙しさのあまりに原稿を落とした藤子不二雄が、講談社の「ぼくら」での再起を飾った記念すべき連載です。藤子不二雄Aにとっても非常に思い入れの強い作品ですが、原稿の大半が失われたために単行本化に至りませんでした。
今回は最新のデジタル復刻技術を駆使して、「ぼくら」本誌と別冊付録から掲載時の姿をモノクロにて再現します。
◎『宇宙少年団ロケットくん 下』はコチラ
ロケットくんの正義
ポニー 2013/11/27
藤子Ⓐ先生の「まんが道」の中で描かれている有名な作品の初単行本です。昭和31~32年ごろに想像された21世紀を舞台にロケットくんこと桜鉄太郎を中心に宇宙を舞台に冒険を繰り広げる爽快な物語です。今回の復刻を機に初めて読みましたが展開のスピード感と主人公たちの正義感が心地よく楽しい作品です。いまの時代では煙たがられるほどの直球感溢れる雰囲気が逆に新鮮味を感じました。当時の原稿の大半が紛失してしまい、デジタル復刻ということなので少し読みづらい箇所はありましたがそれほど気にはなりません。この作品が掲載されていた当時は個人的にまだ生まれていませんでしたがリアルタイムでこの作品を読まれた世代の方々にとってはロケットくんの勇気と正義にきっと胸が熱くなったと想像します。一方で暴力性や過剰な表現が多くなった今の少年誌を思うとぜひこれからの子供たちができるだけこの作品を読む機会に出会えることを願っています。
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