最新の復刊投票コメント(サンリオSF文庫) 58ページ
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どこからなりとも月にひとつの卵
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氷
一読、強烈な印象を残した小説。再読してみたい。
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氷
これ、いいですよ。なつかしい。
(サンリオってよかったなあ。しみじみ。) -
氷
きわめてヨーロッパ的な小説でしたね。すばらしい幻想文学は現在でも本屋の棚にたくさんあるけれど、『 氷 』 ぐらい完全にイッてしまっているものはあまりない。本人は素面のつもりだったかもしれないが、ヘロイン中毒の死の予感が、迫り来る氷河という形で現実化されている。カヴァン本人が投影されているはずのアルビノの少女は、解体されたヨーロッパの中でどこかへ連れ去られる。それを追うカヴァンの視点は、少女へのオブセッションに憑かれた「私」という第三者(しかも男)にある。少女を「所有」する長官も個性が凍りついている。3者の図式はカヴァンにとってもともと性的で流動的な意味があったのでしょうが、もうこの時点では冷えきった現実というか圧倒的な大氷塊に押しつぶされそうになっている。この小説が作者個人の妄想以上のものになっている理由、汎ヨーロッパ的な不安を表現できた理由はそこにあると思います。カヴァンは偽りのカーペットを剥ぎ取り、すべての秩序や価値観や自信が瓦解し押し潰されてしまった欧州の現実を晒したのです。それはまた非常に美しかった。怖いぐらいに。どこかで早く復刊を。
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氷
もう一度よみたい。
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氷
評判は高いのでぜひとも現物をみたいのです。
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氷
これもなかなか復刊されないですね。
感想が難しい作品の1つですが、このつかみどころのない雰囲気
がよいのだ、という感じでしょうか。
今ならば時代の流れに合って発刊当時よりは理解されるのでは?
と思います。 -
氷
ブックガイドで内容を知り、興味を惹かれてはいたのですが、いかんせん高嶺のサンリオ文庫…
そのシュールな世界を一度味わってみたいです。是非。 -
氷
ぜひ一度読んでみたいです。
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氷
まさにSF界のカフカ!という感じで、とても面白かったです。
アンナ・カヴァンのお顔も作風に似合って素敵でした(どうでもいいことですが)。
すぐさま、「ジュリアとバズーガ」も買いました。
まわりで、あまり彼女を読んでいる(知っている)人がいなかったので、こちらで名前を発見してうれしくなりました。
「愛の渇き」は持ってないので、こちらも読みたいなぁー。
サンリオSF文庫よかったですねー。 -
氷
読んでみたい。
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氷
読みたいです。ぜひ
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氷
是非読んでみたいです。
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氷
とにかく読んでみたい!と長年切望している一冊なのです
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氷
読みたい。
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氷
うろ覚えだけど昔、HMVのFLIYERが、”無頼者”特集かなんかでこの作家のこの作品を紹介してて、それで読みたいと思いました。
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氷
ぜひ読みたいのでよろしくお願いします。
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氷
学生時代はSFにどっぷり浸かってました。
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氷
とあるサイトで偶然見かけて以来、ずっとほしいと思っています。
この著書自体を死って以来、もう3年くらい古本屋を回っているのですがなかなか見つかりません。
是非復刻して頂きたく思い、投票させていただきました。
よろしくお願いします。 -
氷
「バラードのはるか彼方、形而上学の寒風の中へと船出した破滅
小説」なんて...。読みたいよねぇー。タイトルもいいし。
貸してもらって以前読みました。もし復刊して手元におけるなら…