核兵器の拡散は「良いこと」なのか？ 「悪いこと」なのか？ 二大巨頭が理論と事例をめぐって激突。論争の火蓋が切って落とされる！

明治以降近代日本のセクシュアリティはいかに形成されどのように変容したか。膨大な資料を渉猟・分析、言説形成過程を検証した名著、待望の復刊！

国家理性、都市計画、病と衛生、人口、確率・統計、エコノミー--- キーワードと共に「統治」概念の抗争史を描き、講義の核心に迫る。

プラグマティズム、記号論等、広大なパース哲学の全体像を明快に解き明かす。没後百年を経過してようやくあらわれた入門書の決定版。

虚構とは何か、というテーマを可能世界論と呼ばれる概念枠組を使って説明。テキストの同一性の基準、虚構世界と確実世界の関係など。

非力なものを組織化によって強力なパワーを発揮させるためにはいかにすべきか。組織者オルグを養成するための実践的指導書。

分析哲学の基本的アイデアが何であり、どのように形成されたのかを19〜20世紀の哲学の文脈に探る。現象学派との同根性を確認する。

利益集団間の妥協や多数派支配ではなく、人びとが対話や討議のなかで自らの見解や判断を変化させていくこと＝熟議に「民主主義の核心」をみる。

脱産業社会／情報社会における「装置」と「人間」が作り出す新しい自由とは何か。ベンヤミン、マクルーハンを超えるメディア＝文明論の地平。

現代フランスの代表的な映画理論家たちによる本格的映画理論概説書の完訳。映画および映像メディアを深く理解するために必携の入門書。

「子ども」でも「少年」でもない「少女」は近代に生み出された。近代日本における「少女」という表象の成立とその受容過程を解明する。

中絶は殺人なのか、それとも許されるべき行為なのか？ 妊娠中絶をめぐる英語圏での哲学的議論から、代表的な論文を翻訳・紹介する。

『鬼滅の刃』で語られる出来事を、「妖異なもの」を切り口に、民族誌的現在としての「いま-ここ」で開示される現象として論じる。 『鬼滅の刃』は、連載中から大きな注目を集めており、映画公開の頃にはすでに...

基礎にある化学・医薬的な技術と発展の過程、詐欺や魔術と誤解・断罪された経緯、暗号化されたテクストの読解、錬金術師たちの社会的な評価、文学や演劇、宗教との関係、背景となる自然観や人間観から、「高貴なる技」...