「世界」はどのように発見されてきたのか？ 神話や伝説、妄想、わずかな情報を元に、希望と欲を原動力に地の果てへと邁進した古代の探検家、歴史家、旅行家たちの摩訶不思議な冒険譚。

数年から数十年といった短い期間のみ実在し、そして消えた50の国を紹介した書籍。 植民地主義、帝国主義、国家主義、移住ブーム、反乱、戦争が入り乱れていた時代を背景に、歴史の片隅に実在した国の知られざる運命...

ヒトはなぜ絵を描くか。画家の創造性や独創性とは脳のどのような働きか。近代絵画成立史を脳科学からみる。毎日出版文化賞受賞。

中国地方など11ヵ国に君臨したとも言われる戦国大名尼子氏。残された史料を丹念に収集し、初めてその実像を描き出す。

「勝者の裁き」の判決が今、国際人道法の発展に貢献している。史料を読みこみ多角的な分析から新しい東京裁判観を提示、戦後の「神話」を解体する。新装で復刊。

ヘーゲルの弁証法を批判的に摂取、マルクス主義にはじめて主体性の問題を提起したルカーチの代表作。新しいプロレタリア革命を階級意識に求めた。

＜翻訳の不確定性テーゼ＞を提唱して活発な議論を呼び、経験論の現代的再生を果たした戦後分析哲学の最高峰。

時間はなぜ1方向にしか流れないのか。これが、散逸構造の理論や複雑系の理論を構築したノーベル賞科学者プリゴジンの究極の問いである。その指導を直接受けた著者が自身の歩みを回想しつつ、その思想の核心に迫る。

内戦遂行のなかで、幕末に導入した西洋式兵学がついに実地に移された。 戦争の現場ではいったいなにがおこっていたのか。 陸戦の軍備や編制、海軍力、戦費調達、民衆の支援や反発、宗教政策など、新視点で実態に...

権力抗争の坩堝と化した日本。条約諸国は内戦の行方と権力の変遷をどのように注視し関わったのか。 国際法に従った戦争遂行や政治秩序の再編、大奥の対応、キリスト教政策など、国際的状況下の内戦の姿を照射する。...

第二次世界大戦以前および大戦中のドイツでは、数々の秘密兵器が研究・開発されていた。 本書ではそれら秘密兵器を種別ごとに網羅、多数の資料写真や図版、図表を交えながら開発の経緯や性能、技術的変遷を解説...

ラジオ放送は1925年、開始と同時に政府の統制下に置かれ、国策通信社が配信する情報をそのまま放送した。原爆などの不都合な情報を秘され、政府の指導に従う国民。戦時期の情報操作に果たした放送の役割を解明。 ...

アジア・太平洋戦争期に軍部の注目を集めた戦争神経症。様々な医療アーカイブズや医師への聞き取りから忘却されたトラウマに迫る。

ユダヤ人社会から追放されたスピノザの出発点となる「知性改善論」および「神、人間とそのさいわいについての短論文」が、最新の研究を踏まえて50年ぶりに新訳。 『デカルトの哲学原理』『エチカ』へと至る哲学の...

小田急線名著復刊コレクション第3弾！ 2017年に開業90年を迎えた小田急線沿線の歴史や魅力を駅ごとに詳細に紹介する貴重な一冊。新装版として復刊！ ◆新宿から小田原までの82.5キロを結ぶ小田原...

毒舌炸裂！ “伝説のエンジン技術者”＝兼坂弘の名著がついに復刊!! いすゞ自動車の技術者を長く務め、いすゞ退社後はエンジンコンサルタントとして活躍した兼坂弘。 本作は、三栄書房の自動車雑誌「モ...

気が狂い、神降りる。 凄味を増した怪しきものたち。 月岡芳年が生涯を通して描き続けた妖怪画から初々しい20代に制作したシリーズ「和漢百物語」、精神を病んだ50代の「新形三十六怪撰」を全点収録、合...

カードマジックにおいて著名な加藤英夫氏による、トリック・デックの集大成。 ほんの少しカードを加工するだけで、誰もが驚くマジックの数々を写真とともに解説。 付録DVD付きで、「読んで」「見て」楽しめる...

大相撲観戦でわかりにくい決まり手82手＋5非技を、マンガの絵解きでわかりやすく解説し、さまざまなエピソードを紹介する。 最近の新決まり手、「歴代横綱略歴一覧」「新十両一覧」など改訂にあたり巻末資料を増...

「写真は真実じゃなくて切実。切ない真実なんだよ」（荒木経惟） 77歳の全霊500点超収録。幻の名作や膨大な新作を初公開。 驚愕の大展覧会「荒木経惟 写狂老人A」公式図録。 ▼著者プロフィー...