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レビュー
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グラフィックスの数理
グラフィックスの基礎
他のグラフィックスの本だと基礎がなくいきなり本題が始まっている物が多く
その点この本は,基礎から丁寧に説明がなされています.
特に座標系の扱いには注意を向けていて,共変,反変ベクトルについてや
擬ベクトルなどの擬となる量についても基礎から解説があり
とても勉強になります.本来座標という物は便宜的なものである
という考えが,終始一貫しています.
私は補間曲面を勉強したいので読みましたので
七章までを真剣に読みました.
ただ,8章の光の見え方の表現はおもしろく感じました.
9章は先生のご専門の計算機化にまつわる問題をいくつか取り上げているようでした.
この先生の本は何冊か読みましたが,どれもわかりやすくためになります.
2013/11/8現在,取り扱いがないとなっていますが,
このように基礎から丁寧に記載されている物は
基本図書ですので,定期的に再版していただきたいと思います.(2014/09/25)
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