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復刊リクエスト投票

  • 保守主義の哲学―知の巨星たちは何を語ったか

    【著者】中川八洋

    2012年に入って戦前官憲と銃撃戦を演じた、正真正銘のテロリスト「ピストル猪俣」こと猪俣津南雄の著作が岩波文庫に白本で収録されたのは心底呆れた。彼がどういう人物か?試しにアマゾンで著作名で検索してみて欲しい。岩波の意図が良く理解できる筈だ。日本が未曾有の国難の時期に未だに旧来の、しかも戦前の左翼思考に固執する。何故岩波はこれほど愚かなのであろうか?本当に残念だ。
    ハンス・モゲンソー、レオ・シュトラウス、ハンナ・アレント、ケネス・ウォルツ、ロバート・ギルピンやハイエク当たりでも良い。手始めは「フランス革命の省察」や「ザ・フェデラリスト」の完訳で良いのだ。中川氏がリストに入れた保守系の碩学の著作が岩波文庫白本に加えられればどれ程日本の知的状況は好転するかと思える。                                      そして何よりも中川八洋氏の代表作である「保守主義の哲学」が手ごろに入手できればと念願する次第です。(2012/05/07)
  • 色川武大阿佐田哲也全集

    【著者】色川武大阿佐田哲也

    講談社文芸文庫も良いのですが、単行本と同じ値段であり価格的に割高に思います。色川武大の死後20年経ちますが、未だに自分にとっては現役の作家です。日本の出版界の厳しい事情は良く理解できます。しかしながら新書の乱発や新人の粗製乱造、つまらない作品を広告で持上げてばかりいるのでは、本当に未来はないと思いますよ。これほどの作家の全集が絶版で入手できないのはおかしいと思います。少なく見ても鏡花や鴎外や漱石や太宰や荷風の全集なんかよりは売れると思いますが。
    井上志摩夫の作品も加えた決定的な色川武大全集の刊行を望みます。先に全集を刊行したベネッセや彼を世に送り出した中央公論、「狂人日記」はじめ純文学のカタログをもつ講談社や「うらおもて人生録」の新潮、「麻雀放浪記」「怪しい来客簿」の文春、その他阿佐田哲也の作品を保持する角川や小学館どこでも良いです。とにかく御願いしたい。(2011/01/22)
  • エリアのエッセイ

    【著者】Ch.ラム

    現代語訳で読みたい。ビジネス関係を抜きにして40代後半から50代にかけての世代の一般の人が読めるようなユーモアと滋味溢れるエッセイが中々無いように思います。また第一部のみで第二部を併せての新訳を出さない岩波の姿勢に疑問を感じる。(2011/01/18)

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