しゃのあーるさんのページ 復刊リクエスト投票 ねことオルガン 【著者】今西祐行 文 / 久保雅勇 絵 もう60年以上前、子どものころに母に読んでもらったのを覚えているので、なつかしくて。(2025/01/10) まどのそとのそのまたむこう 【著者】モーリス・センダック センダックの3部作はなぜか小さい子の心に響くようです。2歳半の孫にまだ早いかな…と思って読み聞かせたのですが、食い入るように見つめて絵本の世界に入っていました。そして読み終えたあとの満足感!親しい人の声を聞きながら、絵を楽しみ、想像して、発見してというような"冒険"を楽しむにはやはりわきあきこさんの訳の方がしっくり来るように思います。また、LGBT何ちゃらの波に沈められないことを願ってます。(2022/03/23) 剣と絵筆 【著者】バーバラ・レオニ・ピカード この本を薦める(読売)新聞の記事を読み、図書館で借りて読みました。中世の少年の横顔が描かれた表紙は落ち着いた感じで、読みだすまではあまり期待していませんでした。 最初の、ななかまどの影を見てそれを事細かに、感動の気持ちを持って見つめる主人公のスティーヴンのところから、ぐいぐいと引き込まれてしまいました。その後を暗示するような印象的なところです。 アミールとの別れ、ぺイガン卿との関係、トマスとの心通わしかたなど、読み進むのが楽しいような、読み終わってしまうのがもったいないようなお話です。スティーヴンの成長とたくましく生きてゆく人間の孤独がとてもよく描けています。 弱くて迷うことの多い自分もぺイガン卿のような人に出会えたらなと思います。アミールとの別れは私も辛かった。 自分はまわりから認めてもらえないとか、まわりの人がみんな自分をいじめたり無視してると感じる時、自分に対して否定的な気持ちになった時、励まされる本だなと思いました。 表紙や挿絵はおとなしいままの方がいいです。マンガやアニメにはには絶対にしないで!(2011/10/23) クリスマスのうさぎさん 【著者】ウィルとニコラス 作・絵 / わたなべしげお 訳 大好きな本です。デービーの喜びが心に伝わってきます。デービーがほしくてほしくて、本当に待ち望んでいたうさぎをもらえた喜びは、昔わたしがほしかった子犬がうちへ来た時の心躍る気持ちを思い出させてくれます。夢か現実か、そんなことはどうでもいい、心躍る体験ができたなら。動物達のかくれんぼもおもしろい。種類の違う動物達が一緒に遊ぶなんて、思いつきもしない素敵なことです。また絵もすばらしくて、それぞれのページでちがっていて奔放な感じでありながら、デービーの気持ちや動物達の特徴をしっかりととらえていて全体としてはまとまりがあります。色使いもみごとで、白黒とカラーの見開きが交互にでてきて、ごてごてしていなくて、カラーのページと白黒のページをお互いにひきたたせています。図書館で借りて子ども達に毎年(クリスマスと限らずに)読んでいます。ぜひとも手元に置いておきたい一冊です。(2002/11/18)
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ねことオルガン
【著者】今西祐行 文 / 久保雅勇 絵
まどのそとのそのまたむこう
【著者】モーリス・センダック
剣と絵筆
【著者】バーバラ・レオニ・ピカード
最初の、ななかまどの影を見てそれを事細かに、感動の気持ちを持って見つめる主人公のスティーヴンのところから、ぐいぐいと引き込まれてしまいました。その後を暗示するような印象的なところです。
アミールとの別れ、ぺイガン卿との関係、トマスとの心通わしかたなど、読み進むのが楽しいような、読み終わってしまうのがもったいないようなお話です。スティーヴンの成長とたくましく生きてゆく人間の孤独がとてもよく描けています。
弱くて迷うことの多い自分もぺイガン卿のような人に出会えたらなと思います。アミールとの別れは私も辛かった。
自分はまわりから認めてもらえないとか、まわりの人がみんな自分をいじめたり無視してると感じる時、自分に対して否定的な気持ちになった時、励まされる本だなと思いました。
表紙や挿絵はおとなしいままの方がいいです。マンガやアニメにはには絶対にしないで!(2011/10/23)
クリスマスのうさぎさん
【著者】ウィルとニコラス 作・絵 / わたなべしげお 訳
また絵もすばらしくて、それぞれのページでちがっていて奔放な感じでありながら、デービーの気持ちや動物達の特徴をしっかりととらえていて全体としてはまとまりがあります。色使いもみごとで、白黒とカラーの見開きが交互にでてきて、ごてごてしていなくて、カラーのページと白黒のページをお互いにひきたたせています。
図書館で借りて子ども達に毎年(クリスマスと限らずに)読んでいます。ぜひとも手元に置いておきたい一冊です。(2002/11/18)