kazohさんのページ 復刊リクエスト投票 国家と文明 歴史の全体化理論序説(哲学叢書) 【著者】竹内芳郎 本書は、マルクス主義の諸原理を抜本的に検討することをつうじて、それを現代の切実な要求に応え得るものにまで再興しようとしたものである。 第一章では史的唯物論が、第二章ではマルクス主義国家論が、現代的な観点から徹底的に批判・検討されており、結果として、きわめて充実した総合的なマルクス主義案内ともなっている。たとえば、第一章第Ⅲ節で詳論されている『資本論』読解などは、マルクスのこの大著を読む際に大いに役立つであろう。第三章では、従来のマルクス主義において欠落していた<幻想国家論>――「国家の各成員にとって、国家はどのようなものとして幻想されるのか」という心的現象の位相における国家論――が展開され、支配-被支配の形成の論理とその克服の方向性が模索される。(2011/11/28) サルトル哲学序説(筑摩叢書193) 【著者】竹内芳郎 日本語で書かれたサルトル『存在と無』の最良の解説書です。 しかも、単なる解説にとどまらず、サルトル思想をつうじて日本的現実のなかで生きる私たち自身の存在仕方を見つめなおさせる、そんな書物になっています。 現象学の理解にも大いに役立つでしょう。(2011/09/29)
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国家と文明 歴史の全体化理論序説(哲学叢書)
【著者】竹内芳郎
第一章では史的唯物論が、第二章ではマルクス主義国家論が、現代的な観点から徹底的に批判・検討されており、結果として、きわめて充実した総合的なマルクス主義案内ともなっている。たとえば、第一章第Ⅲ節で詳論されている『資本論』読解などは、マルクスのこの大著を読む際に大いに役立つであろう。第三章では、従来のマルクス主義において欠落していた<幻想国家論>――「国家の各成員にとって、国家はどのようなものとして幻想されるのか」という心的現象の位相における国家論――が展開され、支配-被支配の形成の論理とその克服の方向性が模索される。(2011/11/28)
サルトル哲学序説(筑摩叢書193)
【著者】竹内芳郎
しかも、単なる解説にとどまらず、サルトル思想をつうじて日本的現実のなかで生きる私たち自身の存在仕方を見つめなおさせる、そんな書物になっています。
現象学の理解にも大いに役立つでしょう。(2011/09/29)