亜樹さんのページ 復刊リクエスト投票 神住む森の勇者・上下巻 【著者】J・グレゴリイ・キイズ 前作である「水の都の王女」と同じく、近所の図書館で借りて読み、またと無く気に入った「ファンタジー小説」です。いざ「読みたい!」と思った時に、なかなか返却がされないらしく(きっと、似たようなファンが居られるのでしょう…笑)、肝心な時に読む事が出来ないのが悩みの種(借りて読めるだけでも、有り難い方だと納得はしているのですが、やはり居た堪れない感じになります)。 主人公である「王女ヘジ」と「少年ペルカル」はもとより、登場人物の人数が限られている分、どのキャラクターにも愛着が湧くのが、この物語の最大の強みだと思います。 著作者のグレゴリイ・キイズ氏は、現実の民族的な「宗教」や「しきたり」についての知識が豊富であったらしく、他の物語では如何しても軽視されがちなそれらの項目を、独自で「自然の神々」として解釈をされているようです。…この本を学生時代に読んでいれば、もうちょっと真面目に「民俗学」の勉強をしただろうにと、今更ながらに悔やんでも悔やみきれません(笑)。(2006/09/11) 水の都の王女・上下巻 【著者】J・グレゴリイ・キイズ <世界観>がちょっとした<RPG>ゲーム並みに、しっかりとした設定(<大河>の支流から河口までが舞台)で、ファンタジー小説でTRPG系の「剣と魔法」が好きな方なら、1度読んだだけでかなり印象に残るのではないかと思います(逆に言えば、「あまり印象に残らない」作品が多いと言いますか…)。「書店」で「新刊」から即購入する事は、個人的に少ないのですが、図書館などで「無作為」に借りて読み、「本当に気に入った本」だけは、どんなに高くても絶対に手に入れる性格をしているのですが、そういったタイトルほど、マイナー過ぎて「絶版」状態…。「古本」でも見掛ける事がありません。 某有名映画会社とかが、そのうちに「映画化」してくれないものかとか、結構本気で希望しているくらいに、完成された真面目なストーリー。全体的な文章の構成が、主人公である「王女」と「少年」の視点に、それぞれしっかりと区分されているところが、とても読み易い「物語」であると思います。(2006/09/08) 小説天地創造 【著者】久美 沙織 子供の頃に影響を受けたエニックスの<RPG>ゲームで、『DQ』シリーズ以上に気に入った『天地創造』だったのですが、当時(1995年頃)は「小説化」された事をまったく知らず、既に「絶版」になってから、その事実を知ったので、何処の「書店」で注文しようとしても、帰ってくるのは「もう在庫は無いそうです(何度か店員さんに電話で確認して貰いました)」。…という事で、近所の図書館で貸し出されていたものを早速読んでみたら、これが大変面白くて楽しい「オリジナルストーリー」だったので、ますます手元に置きたくなりました。 ゲームのメインテーマが、宗教色は抜きにして「主人公が世界の創造と、文明の成り立ちを目の当たりにする」というもの。…小学生くらいの年齢では、ちょっと「歴史の事実」を勘違いしてしまいそうな、あやふやな表現が気になったりもしますが、「歴史」という科目に興味を抱ける、良い機会になるのではないかと思います(あくまで、自分以外の方に進める時の、言い訳じみた理由になってしまいましたが…)。「電子ブック化」を平行して「投票」させて頂いた理由は、これからの書籍世界の「電子化に乗り遅れない」為です。(2006/09/08)
復刊リクエスト投票
神住む森の勇者・上下巻
【著者】J・グレゴリイ・キイズ
主人公である「王女ヘジ」と「少年ペルカル」はもとより、登場人物の人数が限られている分、どのキャラクターにも愛着が湧くのが、この物語の最大の強みだと思います。
著作者のグレゴリイ・キイズ氏は、現実の民族的な「宗教」や「しきたり」についての知識が豊富であったらしく、他の物語では如何しても軽視されがちなそれらの項目を、独自で「自然の神々」として解釈をされているようです。…この本を学生時代に読んでいれば、もうちょっと真面目に「民俗学」の勉強をしただろうにと、今更ながらに悔やんでも悔やみきれません(笑)。(2006/09/11)
水の都の王女・上下巻
【著者】J・グレゴリイ・キイズ
「書店」で「新刊」から即購入する事は、個人的に少ないのですが、図書館などで「無作為」に借りて読み、「本当に気に入った本」だけは、どんなに高くても絶対に手に入れる性格をしているのですが、そういったタイトルほど、マイナー過ぎて「絶版」状態…。「古本」でも見掛ける事がありません。
某有名映画会社とかが、そのうちに「映画化」してくれないものかとか、結構本気で希望しているくらいに、完成された真面目なストーリー。全体的な文章の構成が、主人公である「王女」と「少年」の視点に、それぞれしっかりと区分されているところが、とても読み易い「物語」であると思います。(2006/09/08)
小説天地創造
【著者】久美 沙織
ゲームのメインテーマが、宗教色は抜きにして「主人公が世界の創造と、文明の成り立ちを目の当たりにする」というもの。…小学生くらいの年齢では、ちょっと「歴史の事実」を勘違いしてしまいそうな、あやふやな表現が気になったりもしますが、「歴史」という科目に興味を抱ける、良い機会になるのではないかと思います(あくまで、自分以外の方に進める時の、言い訳じみた理由になってしまいましたが…)。
「電子ブック化」を平行して「投票」させて頂いた理由は、これからの書籍世界の「電子化に乗り遅れない」為です。(2006/09/08)