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復刊リクエスト投票

  • 巨匠とマルガリータ(集英社ギャラリー「世界の文学」15巻に収録)

    【著者】ミハイル・ブルガーコフ著、水野忠夫訳

    現在、この作品は群像社から法木綾子翻訳による新訳版が発売されている。長らく絶版の憂き目を蒙ってきた本作としてはこの度の復刊は快挙だが、法木版には水野忠夫版に比べると若干ユーモアに欠ける気がする。ヴォランドを始めとする悪魔の一行(ベゲモート、アザゼッロ、コローヴィヨフ、ヘッラ)がモスクワをしっちゃかめっちゃかにするエピソードは本作の最大の見所の1つだが、彼らの交わす会話の妙は水野訳にこそその真価が再現されていた。ブルガーコフが生み出した人間より遥かに人間らしい魅力的な悪魔達を、もう一度水野忠夫訳で読みたい!なお、水野版は今まで単独で単行本化されたことがなく、復刊の際には是非、本作のみによる単行本化をお願いしたい(出来れば文庫で)(2006/09/09)
  • 蟻塚の中のかぶと虫

    【著者】ストルガツキー兄弟

    ストルガツキー兄弟の代表作であるマクシム・カンメラー3部作の中でも、最も娯楽性に富んだSF作品だと思います。ストルガツキー特有の奇妙な世界観と、それに翻弄される魅力的な登場人物たちが醸し出す独特の哀愁がたまりません。『収容所惑星』のコメント欄にも書きましたが、表紙には末弥純さんなんかどうでしょう?(2006/07/11)
  • 収容所惑星

    【著者】ストルガツキー兄弟

    数あるストルガツキー作品の中でも特に重苦しい内容の本書ですが、マクシム・カンメラー3部作の記念すべき第1作であり、深見弾の名訳も相俟って、テーマ的にも物語的にも非常に読み応えのある1冊に仕上がっていると思います。表紙は末弥純とかどうですかねー。(2006/07/11)
  • 魔術師

    【著者】ジョン・ファウルズ

    これだけ面白い本が絶版のままなのは非常に惜しい。小笠原豊樹の翻訳と後書きはそのままで是非復刊を!!個人的には旧文庫版の表紙があまり好きではないので、表紙は新たに描き直してもらえたらな、なんて思ってます(2006/07/11)

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