クサカリズムさんのページ 復刊リクエスト投票 奇妙な果実 【著者】山田五郎(監修) 「ラジオ・スターの悲劇」後の80s後半、多くの深夜テレビがその特性を生かし、専門化=多様化し始めた教養=共用”主義=趣味”的な各ジャンルの”初心者・入門者”向けコンテンツの役割を担った。『タモリ倶楽部』で顔の売れた音羽系の偏執=編集者・山田五郎が地歩を固めた、本書と同名の人気コーナーもその例に漏れず、ゼネラリスト然と彼が手際よく”迷える子羊”を教導した。だが、メイン/カウンターやオリジナル/コピー等の区別=対向の無効化を試みる一定の(同時代的、横断的=博物学的)文化=分化を前提とした、パロディやオマージュの羅列的引用を享受=教授し得る”現代思想”系や”オタク”層への訴求要素が多く、その受容=需要はあまり伸びなかった(刊行部数も抑制された)。ジングルに仏映画『デリカテッセン』主題歌を採る同コーナーの主調は、米国の人種差別を告発した30sのジャズ「奇妙な果実」以後のモダンでリアリスティックな、切実な悲壮感とは無縁で、その対極に位する。90s前半に特有な、ポストモダンの文脈で捉え直されたシュールレアリスムに親しい、刹那的で軽妙な明るさに一貫して支えられた表象批評的ポップカルチャーを体現した。(2025/06/28) 高校生がミスしやすい多発誤答パターン数学IA IIB 【著者】秋山仁 本書は、業界にとどまらず今なお高名な秋山仁氏の著作で、旧作ながらニーズは衰えない。中古市場における過度な価格高騰が見られ、入手困難につき、復刊を希望する。(2024/12/07) トマス・アクィナスにおける真理論 【著者】渡部菊郎 早逝した碩学の遺徳を忍び、その偉業を顕彰しつつ、残された課題に取り組む後進の育成に資するためにも、復刊が望ましいと痛切に感じる。(2024/10/31) ロシヤは誰に住みよいか 【著者】ネクラーソフ 「ロシヤは誰に住みよいか」――いま改めて問うてみたい。 帝政ロシア時代の民衆詩人ネクラーソフが見出した然るべき"ロシア国民"像とは、社会主義革命の壮大な失敗の果てに登場した新たな独裁国家に虐げられている21世紀のロシアにおいて、プーシキン以来のロシア詩の伝統と同様、もはや誰にも顧みられない黴臭いひび割れたイコンに過ぎないのだろうか。(2024/10/31) 小鳥の飼い方と病気 すぐに役立つ飼い方のすべて 【著者】高橋達志郎 当該ジャンルにおいては今なお専門家も専門書も少なく、困っている人が後を絶たない。かねてより本書は、わかりやすい良書であると評判が高く、なるべく早い復刊が望まれている。(2024/10/31) もっと見る
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奇妙な果実
【著者】山田五郎(監修)
高校生がミスしやすい多発誤答パターン数学IA IIB
【著者】秋山仁
トマス・アクィナスにおける真理論
【著者】渡部菊郎
ロシヤは誰に住みよいか
【著者】ネクラーソフ
帝政ロシア時代の民衆詩人ネクラーソフが見出した然るべき"ロシア国民"像とは、社会主義革命の壮大な失敗の果てに登場した新たな独裁国家に虐げられている21世紀のロシアにおいて、プーシキン以来のロシア詩の伝統と同様、もはや誰にも顧みられない黴臭いひび割れたイコンに過ぎないのだろうか。(2024/10/31)
小鳥の飼い方と病気 すぐに役立つ飼い方のすべて
【著者】高橋達志郎
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