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レビュー

  • バビル2世 《オリジナル版》 8

    横山光輝

    完結!

    現代社会の都会で起きた自殺者たちの謎から第四部の幕が開く。
    長らくコミックスに収録されなかったのは、「構想も不充分で満足の行く出来とはならなかった」という作者自身の思いがあったそうですが、当時、話題になっていたと思われる移植手術や核ミサイルといった時代背景の事象を物語に取り込んでいる点等、後の「その名は101」に描かれる要素の萌芽があるような気がします。
    できれば、「その名は101」も同じ雑誌サイズで読みたいです。(2020/07/01)

  • バビル2世 《オリジナル版》 7

    横山光輝

    第3部完結!

    前巻では登場していなかったロデム、ポセインドンも合流し、3つのしもべを総動員した作戦でヨミを追い詰め、市街地での戦いが終わり、第3部が完結する。。。
    当方、本作初読時は当初のコミック単行本のみで、長い間、第4部を収録したコミック本がなかったこともあり、本巻までの話で完結したものと思っておりましたが、後に第4部の存在を知り、大変驚いたのを覚えています。
    本巻に限らず今更ですが、雑誌掲載時のカラーをそのままカラーで読めるのはいいですね。初読時のコミック本では、カラー原稿が白黒で収録されてしていたので、全体的に色調が暗くなってしまい、読みにくかったのを思い出しました。(2020/04/01)

  • バビル2世 《オリジナル版》 6

    横山光輝

    市街地戦へ

    バベルの塔とヨミとの闘いで、V号へ決定的な打撃を与えるも、予期せぬ爆撃機の再来により、バベルの塔は甚大な被害を受け、最大の危機を迎えたが、そのまま両者痛み分けとなり、その後、物語の舞台はF市へと移る。
    F市での戦いは、身近な市街地が舞台となっているため、3つのしもべが活躍するような場面はなく、実際、本巻で登場するしもべはロプロスのみとなっている。
    バベルの塔での大規模な戦闘との対比という意味では、派手な闘いはないが、よりバビル2世個人へ焦点を当てた話が展開していくものと期待できる。(2020/03/11)

  • バビル2世 《オリジナル版》 5

    横山光輝

    V号完成

    ヨミとバビル2世との戦いに、宇宙ビールスという存在が介在して影響を与えるという新しい世界観が展開し始める。本巻では、その世界観の提示と、三つのしもべに対抗するヨミの新兵器V号完成までの戦いを描き、V号や宇宙ビールスとの本格的な攻防の予感を残して次巻へつなげている。(2020/02/16)

  • バビル2世 《オリジナル版》 4

    横山光輝

    第2部から第3部へ

    ヨミの本拠に乗り込んだものの、これまで苦しめられてきたヨミからの遠隔的な攻撃を改めて繰り返し受け続け、ヨミに会うこともできないまま絶対的な危機を迎える。決定的な勝敗が分らぬまま、突然、不気味な静寂が訪れる。それまでの激しい場面との対比が印象的で、その後、意外な結末が判明する。。。このように第2部が終わり、宇宙からのビールスが発端となる第3部が始まり、壮大な展開を予感させる。
    ストーリー以外のところでは、セリフの表現が連載当時のものに、忠実に戻されていて、その変更に時代背景を垣間見ることができる。(2020/01/26)

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