58 票
著者 | 大石真 |
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出版社 | あかね書房 |
ジャンル | 児童書・絵本 |
ISBNコード | 9784061470972 9784251063632 |
登録日 | 2002/05/07 |
リクエストNo. | 9721 |
リクエスト内容
ある日子供達の前に現れたステキな女性の先生は実はワニ…!?
先生が現れてから周りで不思議なことが起こります。
先生の正体を知った時から子供達の闘いが始まります。
投票コメント
全58件
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あかね書房さんの「創作児童文学」シリーズが大好きでした。中でも「ふしぎなつむじ風」は、内容も面白かったですし、挿絵もとてもインパクトがありました。このシリーズ全体に言えますが、作家さんと画家さんの組み合わせの妙が素晴らしいですね。なので、オリジナルのままでぜひ読みたいのです。復刊、どうかよろしくお願いします! (2017/04/20)GOOD!5
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小学校1年生の学級文庫にありました。GOOD!5
魔法使いのワニがふしぎなつむじ風を起こすと奇妙なことにでたらめな足し算が「正しい」ことになっている。最初は疑っていた子ども達はだんだん自信がなくなり、ついにはみんな従う。
ところが主人公の男の子は絶対にちがうと、100問の宿題を出すと脅されても譲らなかった。放課後、やっぱりおかしいと思った友だちと3人で宿題を分担し・・・。
当時の私がぼんやり感じていたことを言葉にすると「自分が信じたことを言い通すにはすごく勇気がいる」「つじつまさえあえば誰でも簡単にだまされてしまう」「人数が多い方が正しいとは限らない」「自分を信じて行動すれば、味方ができる」
面白かった!というだけでなく、それまで普通に考えていたことがひっくりかえされた衝撃を感じていたと思います。
もちろん冒険をやりとげた爽快感も存分に味わいました。そしてそれ以上に私の人生の指針ともなった大切な一冊です。 (2014/05/24) -
小学校の貸し出し図書として読みました。放課後の校舎の静寂感・寂寥感とその本を読んだときの感覚が、自分にとって強い印象を残していたらしく、今でもあれは何だったのだろう?と思い出します。何回も借りて、返却するのが残念でした。大人であれば、「では、自分で買ってしまおう。」と思えたのでしょうが、そのときは思いが及びませんでした。50年以上(!)も経っているのに印象を残してもらえるような本は、なかなか出会えないと思います。 (2019/06/02)GOOD!4
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長い人生の中で、一番記憶に残るわくわくする本です。いきなり人間生活の舞台にワニが出てきて、しかも、ストーリーのドキドキ感が半端ない。映画化して欲しいくらいです。4年生のときに、クラスの個人図書においたら、爆発的に借りる子が殺到して、みんな喧嘩になったほどでした。自分の子にも読ませたいのに、どこにもない!ない!!ぜひぜひ後世のキッズのためにも、復刻よろしくお願いいたします♪ (2014/04/09)GOOD!4
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小学校の図書館で借りて読んで、忘れられない一冊になりました。新しく来た先生の怪しさにゾクゾクし、主人公たちの計画の行く末にドキドキし‥‥。ミステリーとスリラー風味が混じった、ファンタジックでありながらもすごくリアルな、今まで読んだことのない物語でした。大人になって入手したいと探しましたが、見つからず残念です。是非、昔の装丁、挿絵で復刊してほしいです。 (2012/11/12)GOOD!4
読後レビュー
全1件
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「ふしぎなつむじ風」 大石真
「この船じごくゆき」「6年4組ずっこけ一家」「くたばれかあちゃん」「つむじまがりの仙太郎」「偽原始人(井上ひさし)」小4~中1にであった大好きだった本です。
私にとって、その出発点で最高峰の作品が「ふしぎなつむじ風」。小2の学級文庫に入っていて自力で読み、夢中になって何度も何度も読み返しました。
1968年の作品ですが、平成でも令和でも古くなることのない物語だと思います。
大人になって探したところ、絶版とわかってぼうぜん・・・国会図書館からとりよせて読みました。今は県立図書館で借りることができます(ほっ)。
「じごくゆき」「ずっこけ一家」と一緒につばさ文庫に入れてほしいと切にねがっています~お願いですから復刻してください。 今の読書は苦手という子どもたちでも一気にひきこんで夢中にさせてくれる本だと思います!
小3の光一はお母さんが仕事に行くのにあわせて登校します。
同じように早く登校する元気な桜先生や転校生のまゆみとなかよくなったある日、黒いつむじ風が校庭にくるくる渦を巻き、「アケブ!タケブ!」という声がきこえます。
その日クラスに桜先生のかわりに現れたのはへんてこな古い服を着てムチをふりまわすおっかない男の先生でした。
算数で3たす4は5、なんて言うのですが、不思議なことに先生がやってみせるとそうなるのです。クラスのみんなは疑いながらも先生の言うなりになっていきます。
しかし、光一とまゆみ、それにクラス1の秀才の小川君だけはちがうと言い張りました。
廊下に立たされ、わからずやと言われ、給食をとりあげられ(先生がうれしそうにたいらげました)、3人だけに宿題を山積みされても従いませんでした。
おなかがぺこぺこの光一たちは先生とクラスメートにばかにされながら下校し、まゆみの家でやっと自分達で食べ物を探して落ち着くことができました。
宿題をうまいことわりふって片付けた3人は考えこみます。
つむじ風がふいてあやしい先生がやってきた、なんて言っても信じてもらえるはずがありません。
なぜ桜先生が来ないのか、誰が味方になってくれるのか、一体どうしたらいいのか、そしてあやしい先生の正体は・・・?
続きを読みたいな、と思った方、ぜひぜひ投票おねがいします! (2019/04/18)
NEWS
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2019/06/02
『ふしぎなつむじ風』が50票に到達しました。 -
2002/05/07
『ふしぎなつむじ風』(大石真)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
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