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著者 | 乾彰夫 |
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出版社 | 青木書店 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784250210051 |
登録日 | 2025/10/22 |
リクエストNo. | 78278 |
リクエスト内容
〇内容説明
不安定化を増す時代それでも“つながり”を頼りに自らのアイデンティティを紡ぎ出す。新自由主義・グローバル化の中で、若者の移行過程が変容した「後期近代」。先行するヨーロッパの議論を踏まえ、5年にわたる聞き取りや、アンケート調査から、日本の若者たちの今を描く。
〇目次
第1部 「戦後日本型青年期」の形成とその解体・再編(戦後日本における“学校から仕事へ”の移行過程―その今日的意味)
第2部 ヨーロッパにおける移行過程の変容とその性格(後期近代と個人化;自己再帰性と行為主体;アイデンティティと共同性・コミュニティ ほか)
第3部 日本の若者たちの移行過程変容(二つの移行過程調査;量的調査での移行のパターン;質的調査での移行過程概要 ほか)
投票コメント
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阿比留久美『孤独と居場所の社会学 なんでもない“わたし”で生きるには』(大和書房)のブックリストで紹介されていて、興味を持ったから。GOOD!0
阿比留氏は、『孤独と居場所の社会学』で「居場所のなさや生きづらさを生む社会の構造を考える」一冊として本書を挙げている。
「若者の移行の根本的な変化を鮮やかに描いた名著です。現代の若者の生きづらさは、若者個々人の努力不足でも、『若者期特有』の普遍的なものでもなく、強く社会状況の変化に規定されたものであることを読み解いています。絶版になってしまっていてなかなか入手しづらい本ではあるのですが、若者の困難を理解するための重要文献となります」(p217)
復刊お願いします。 (2025/10/22)
読後レビュー
NEWS
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2025/10/22
『"学校から仕事へ"の変容と若者たち 個人化・アイデンティティ・コミュニティ AOKI教育LIBRARY』(乾彰夫)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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シュン