13 票
著者 | 碧川潭 = 中井英夫 |
---|---|
出版社 | アドニス会 |
ジャンル | エンタメ |
登録日 | 2016/04/26 |
リクエストNo. | 63366 |
リクエスト内容
講談社から塔晶夫名義で出版される前に、会員制ゲイ雑誌アドニスに4回連載されていた全身版 小説推理 2005年1月号に一部だけ復刻されたのも買い逃してしまったので、なんとか読んでみたいのです。もし過去に同じ企画が経って諸事情でオクラ入りしてたらごめんなさい。でも、事情も時代も変わりますし、日本探偵小説界 三大奇書の一冊とされるものの原典でありますし、資料的にも復刻されるべきです。合わせて某局でドラマ化されたのものも未ソフト化だし、そろそろ良いのではないでしょうか?
投票コメント
全13件
-
いやこれが読めないのは損失というものです。「アドニス」なんて入手困難もいいとこですしね。周知の「虚無への供物」が「どうやってできているのか?」を知るための最大の資料かつ、同性愛文献としても大変貴重なものになるはずです。「小説推理」の掲載分は読みましたが、続きをぜひぜひ読みたいです。 (2020/12/08)GOOD!3
-
『虚無への供物』はいまや、よく知られた小説と言ってよいでしょうし、中井英夫という作家が埋もれているという言い方も妙に思い入れに傾く気がします。しかし、ならば中井英夫の文学、『虚無への供物』の位置づけ、そういうものが豊富に語られているとは思われません。そのよすがにもなれば、と思います。 (2020/04/20)GOOD!2
-
日本三大奇書にも数えられる大作にして名作「虚無への供物」、その後日譚にあたる「虚しい音」、執筆当時の作者の日記「虚無なる日々に」…さらにはプロトタイプにあたるアドニス版なるものがあると聞いてから、読みたくて仕方がありません。GOOD!1
1964年に出版された虚無への供物は、2024年の感覚で読んでも、黴臭い不快な古臭さをまるで感じさせない名著でした。中井英夫の美意識が不変のものであることの証明でしょうね。
アドニスは会員制の同人誌で、変名を使い原稿を寄せていたというのだから、そこには何か、作家としてより個人としての、最も純粋なものがあるのではないかと。
読んでみないことにはわかりませんので、入手困難なアドニス原本を血眼で探し回らなくても読めるようになってくれれば…。 (2024/09/03) -
二年前に虚無への供物を読了したのですが、アドニス版の存在を知り、いつか読んでみたいと思っていたのでこのようなページがあると知ったからには投票せずにはいられませんでした。再び多くの人が読めるようになることを望みます。 (2021/04/22)GOOD!1
-
1番か2番目に好きな本の原典を死ぬまでに読んでおきたいから。 (2016/04/26)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
-
2021/04/22
『アドニス版 虚無への供物』が10票に到達しました。 -
2016/04/26
『アドニス版 虚無への供物』(碧川潭 = 中井英夫)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
koz