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著者 | 事件犯罪研究会・村野薫 |
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出版社 | 東京法経出版 |
ジャンル | 専門書 |
登録日 | 2011/08/17 |
リクエストNo. | 53811 |
リクエスト内容
明治期から平成に至る130年あまりの事件の数々を,3200項目,70ジャンル,約3000名の人名に及ぶ規模で1冊に纏め上げた本邦最大級の事件犯罪大事典。記憶では,1986年頃の昭和まで扱った初版では,かの松本清張御大の推薦帯があったと思います。内容も豊富で,仇討ちで捕縛されてから「八丈実記」という文献を著して,また八丈島へ帰島して生涯を終えた(涙)近藤富蔵という方から,かの平成問題児・宅間(この事典掲載時には審理中のため仮名)まで,日本の裏事件史の紙面宝庫。個人の興味にあわせて追及できる嬉しい文献ですが,何せネット上で3万!!もするので,(酷いときは5万です!)せめて原価格時の12600円程度で復活してもらえまいかと夢想しています。あの堅い文献で知られる東京法経出版さんの知る人ぞ知る最高傑作(個人評)であり,「マーダーケースブック」(西洋を中心に収集した犯罪専門雑誌)に比肩する充実の一冊。復刊を望む。
投票コメント
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資料性に富み,事典形式で検索し易いため,通常の歴史文献の他に確保しておきたい1冊。GOOD!1
現在絶版。図書館にはあるが,大概「禁帯出」がほとんど。
読みものとしても面白く,社会学・歴史学・犯罪学等,アングルを変えて見ることも可能。
各エキスパートが担当ごとに別れて執筆。地方の事件や歴史教科書にもあるクーデター等も記載。明治期の打ち首の逸話から,少年少女の犯罪,左翼・右翼事件等,日本が治安大国と言った人が誰なのか疑いたくなるような事件の数々。
この事典は,坂本竜馬や吉田茂といった,陽の当たる人々とは無縁なアウトサイダーたちを扱った,日本近現代史への祈りであり,挽歌である。
実を言うと個人的にも愛してやまない文献。東京法経出版さんへのオマージュである。
平成までを扱った版を希望。 (2011/08/17) -
犯罪や事件を調べる上では、トップクラスの本であるため。 (2012/02/12)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2011/08/17
『明治大正昭和平成事件犯罪大事典』(事件犯罪研究会・村野薫)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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悪魔のようなあいつ