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著者 | エヴァン・I・シュワルツ |
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出版社 | ランダムハウス講談社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784270001189 |
登録日 | 2010/10/27 |
リクエストNo. | 51748 |
リクエスト内容
世界をアッと言わせる異能たちの発想プロセスにはセオリーがあった。古今の発明家たちの心に入り込み、発明に至るまでの過程で彼らがいかに奮闘し、実現させたかを探る。次の一歩を踏み出すためのヒントがここに。
今、世界に「発明部」と名のつく部署を持つ企業がどれだけあるだろうか。本書はそんな疑問を出発点にする。画期的な発明によるイノベーションが企業を育て、社会を豊かにしてきたことは疑いもない事実ではあるが、「発明は本業の副産物か添えものにすぎなく、発明がいたるところでないがしろにされている」という姿が現状であると指摘する。
画期的な発明とはどのような人材、環境から生み出されるのか。本書では、エジソンやノーベルといった歴史上の偉大な発明家の所業と、様々な分野で活躍する現代の発明家たちを子細に取材し直して、その秘密を解き明かす。
まずは発明の“始まり”に注目する。想像力と現実の観察力を駆使したところから生まれる「可能性の発見」こそが発明家の最初の仕事だと言う。
発明の初期段階は「すでに利用されているものの欠点を改良する」「人が気づいていない可能性を見つける」「電球、飛行機のような大きなニーズに挑む」「蒸気機関、レーザーのように発明した当人の予想以上の用途への応用が後になされる」という4つのタイプに分類が可能だと解説し、それぞれの実例を示す。また、失敗を生かした事例、発明を利益に変える特許の事例などについても紹介する。
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読後レビュー
NEWS
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2010/10/27
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daigo