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著者 | W・M伯爵夫人ファンニイ |
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出版社 | アルス |
ジャンル | 専門書 |
登録日 | 2010/01/09 |
リクエストNo. | 49171 |
リクエスト内容
アドルフ・ヒトラー総統の後継者ヘルマン・ゲーリング国家元帥を支えた妻、カリン・ゲーリングについて、カリンの姉が著した伝記。
当書を読むと、俗物と評されるゲーリングが、如何に紳士的で、頼り甲斐のある夫であったかが良く分かる。ヘルマンがカリンに宛てたラブレターや、カリンがその母に宛てた手紙等が読めるのは、当書のみである。
貴族階級に属していたカリンが、再婚であったり、歿后、ヘルマンがカリンを忘れない為に、「カリンホール」なる記念堂を造営したりと、深く愛し合っていたと云う事も分かる得難い資料である。
悪名高きゲーリングであるが、妻から見れば、実に良き夫であったのであろう。カリンがヘルマンを讃える手紙に、作為は無いと思われる。絶版は、勿体ない。
投票コメント
全5件
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ゲーリングという人物は、自らをルネサンス的人間だと言ったが、GOOD!2
日本で言えばバサラだと思う。例えば佐々木導誉の如く。最初の
夫人への愛も深く、後妻や愛娘への思いも強かった。一概にナチス
という一括りの中でこういった史実を日本人が知らないということは
不自然であろう。何と言っても(日本にとってはナチスドイツとの同盟は黒歴史だと考えるとしても)三国同盟を結んだという事実から目を背けることは卑怯だと思うので。また、この最初の夫人は物凄く
美しい貴族女性だったし。若い頃のゲーリングも超の付くイケメン
でロマンスもひたすら美しい…。 (2015/03/12) -
真珠湾攻撃前日の日本の新聞の1面の広告に載っており、『「男はヒットラー女はカリン」是ぞ新興ナチス獨逸の合言葉。』というキャッチフレーズで内容が気になりすぎたから。 (2022/05/10)GOOD!0
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実の姉が記した伝記というところに惹かれて。GOOD!0
是非読みたい! (2014/09/08) -
読んでみたいです (2010/09/02)GOOD!0
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結構見かけません。 (2010/01/09)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2010/01/09
『ゲーリング夫人』(W・M伯爵夫人ファンニイ)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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オローカールマン