20 票
著者 | 高橋和巳 |
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出版社 | 新潮社 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784022640048 9784022640055 9784101124032 9784101124049 9784309413099 9784309413105 |
登録日 | 2009/06/10 |
リクエストNo. | 46975 |
リクエスト内容
この小説は、日本の近代史の中で重要な大本教の事件を扱ったものです。
投票コメント
全20件
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40年近く以前に文庫本(上下巻)で読みました。当時同著者に凝っていました(既に没後でしたが)が、最も?長編の本作が最高に面白かったです。今から思えば、Oム真理教にもつながる(?)先見性のあった傑作だと思います。 (2012/09/07)GOOD!1
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もう30年ほども前のことになってしまいましたが、学生時代に3回も読み直した思い出があります。上下2巻の長編でしたが、読み始めたら止まらくなって、2日連続の徹夜状態で読み終えたものです。最近は、高橋和己の書籍そのものが書店から消えてしまい、寂しい限りです。もう、このような重厚な小説は好まれないのかもしれませんが、この名作が、このまま消え去ってしまうのはあまりにも惜しいと思います。できるだけ読み継がれてほしいものです。 (2012/05/13)GOOD!1
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父が大変読みたがっているのですが、全く手に入らず困っています。GOOD!1
河出書房新社で確か、初版は出たとの話でした。
何度か、出版社を変えて出されていたようですが、上下がそろっていることがあまりないので、いっそ一冊の読み応えありすぎるだろう!って形で出してもらいたいです。 (2011/01/29) -
慶応大学のある文学講師は、スタンダールの「赤と黒」やゾラの「居酒屋」と一緒に、この作品を学生たちに読ませているらしい。現在は入手困難な作品であるため、どのようにして授業が進められているのか、外にいる人間は知る由もないが、西欧の近代文学に匹敵しうる日本の純文学巨編といえば、この「邪宗門」を置いて他にはない。そのヘビー級のダイナミズムは、埴谷雄高の「死霊」に比肩できる日本文学の巨峰なのだ。これほどの巨編を絶版のままにしておくのは、やはり、出版社の罪というべきである。迅速に復刊して頂くことを待望します。 (2010/12/17)GOOD!1
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子供の頃父に薦められて読んだ本です。他にも近代文学で面白い小説はありますが、この本は実に素晴らしい物語だと思います。もう家にある本は読みすぎて擦り切れてしまっているので、新しく購入しなおしたいと思っています。ぜひ復刊希望です! (2010/09/24)GOOD!1
読後レビュー
全1件
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ありうべき日本の戦後
戦後日本に政治革命が成功していたら、もっとましな国になていたかもしれない。壮大な実験小説です。 (2014/07/22)
NEWS
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2014/07/18
『邪宗門 下』復刊決定! -
2014/07/18
『邪宗門 上』復刊決定! -
2012/05/13
『邪宗門』が10票に到達しました。 -
2009/06/10
『邪宗門』(高橋和巳)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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