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著者 | 尾形仂 |
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出版社 | 講談社(講談社学術文庫) |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784061593053 |
登録日 | 2009/02/02 |
リクエストNo. | 45560 |
リクエスト内容
【内容】
座とは何か。
日本独特の文芸形式である俳諧の本質は、
人の和をもって始まり、それをもって終わる。
すなわち、俳諧における座とは、
文芸的な人間連帯である連衆心を営んだ場である。
孤独を自覚する者同士が、
日常性とは別次元の関係でつながり、
生きる楽しみを共にする。
俳聖・芭蕉にとって座こそ、
その詩情を誘発し、増幅し、普遍化する、
いわばかれの詩の成立に不可欠の媒体であったと説く名著。
【目次】
1 座の文学
2 芭蕉
3 蕪村
4 一茶
5 古池の跡
【著者】
1920年、東京に生まれる。
東京文理科大学国語学国文学専攻卒。
東京教育大学教授・成城大学教授を歴任。
主著に『松尾芭蕉』(日本詩人選17)
『蕪村自筆句帳』『小説三言』『俳諧史論考』
『芭蕉・蕪村』『森鴎外の歴史小説』『俳句と俳諧』
『蕪村の世界』『芭蕉の世界』(学術文庫)。
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読後レビュー
NEWS
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2009/02/02
『座の文学―連衆心と俳諧の成立』(尾形仂)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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zuikei